新緑がまぶしい春の軽井沢。星野リゾートでは、そんな新緑シーズンの軽井沢を思いっきり楽しんでほしいと、朝・昼・夜、それぞれの時間帯で異なるアクティビティを用意している。大いなる自然と、その自然の恵みを生かした料理を味わえば、いつもと違った軽井沢の魅力が見えてくるはず。

【朝】自転車で巡る自然観察ツアー
“夜明けのバードウォッチング”

軽井沢で自然観察ツアーを主催する「ピッキオ」では、“自転車で巡る夜明けのバードウォッチング”を2018年5月7日(月)~5月21日(月)の期間限定で開催。日本三大野鳥生息地と称される軽井沢で、ベテランガイドが野鳥との出会いをサポートしてくれる。

 さまざまな野鳥が生息する軽井沢で、年間を通してバードウォッチングにいちばん最適なシーズンが、春の夜明け。そこでぜひおすすめしたいのが、軽井沢で自然観察ツアーを開催している「ピッキオ」による期間限定のアクティビティ“自転車で巡る夜明けのバードウォッチング”だ。

軽井沢は標高1000メートルの高原に位置し、春がゆっくりとやってくる。そのためバードウォッチングは5月上旬~中旬がベストシーズン。

 春の軽井沢はまだ木々の葉が生い茂っていないため、小さな野鳥の姿を見つけやすい時期だという。また野鳥にとって、春は恋の季節。プロポーズのためにオスが盛んにさえずり、特に夜明け前後は美しい野鳥たちの声が森や草原に響き渡り、まるで野鳥のさえずりコンサートを聞いている気分に。

 この“自転車で巡る夜明けのバードウォッチング”の特徴は、自転車で“森林”と“草原”を巡ること。

 自転車で移動することで、ふたつの環境をまわることができ、徒歩でのバードウォッチングよりも効率よくたくさんの野鳥と出会うことが可能。その数は約40種類にも上る。

 そして車とは違い、野鳥の気配がしたら、どこでもすぐに止まることができるのも自転車ならではのメリットだ。

自転車に乗って、“森林”なら日本野鳥の会創設者である中西悟堂とゆかりの深い「国設軽井沢野鳥の森」へ、“草原”なら軽井沢南部の「発地(ほっち)」というエリアへ。

 また、ツアーには「ピッキオ」のベテランガイドが同行。野鳥の声だけで種類を識別できるガイドが、双眼鏡の使い方から野鳥の見分け方まで丁寧に教えてくれるのはもちろん、小さな野鳥の姿も素早く見つけ出してくれる。

 定員4名の少人数制のツアーなので、じっくりと野鳥との出会いが楽しめること請け合い! 

“自転車で巡る夜明けのバードウォッチング”のツアー料金は、自転車(マウンテンバイク)・ヘルメット・手袋のレンタル料、ホットドリンク・ビスケットなどの軽食などを含み、1名15,000円(税込)。5時に出発し、8時30分に終了。予約は「ピッキオ」の公式サイトから。

ピッキオ
所在地 長野県軽井沢町星野
電話番号 0267-45-7777
http://picchio.co.jp/sp/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)