文化発信基地シアトル・センターへ

フィルムの一つにも登場するジミ・ヘンドリックスは、シアトル出身。シアトルのポップカルチャー博物館にて。

 シアトルに行ったらまず、この文化を発信しているようなシアトル・センターに行くとよい。アイコンとも言えるタワー「スペースニードル」が立ち、音楽やゲーム、マンガなどの歴史をたどり、面白く体感できる「ポップカルチャー博物館」がある。

シアトルの象徴、スペースニードルの近くの木には、バナナがぶら下がっていた。これもアート。

 この2つを含む観光スポット5カ所の入場券が集まった「シティパス」を買えば、個別に買うより45%安く、何といっても並ばずに入れるので便利。オンラインか、対象のアトラクション窓口で購入できる。

ポップカルチャー博物館の入り口。以前はEMPと言っていたが、MoPOPと改名。

Seattle CityPASS(シアトル・シティパス)
http://www.citypass.com/

 ここからダウンタウンまでは、街を高みから眺められるモノレールに乗ってもいいし、レンガ造りの古い建物の中に入ったギャラリーやカフェなどをのぞきながらぶらぶら歩いていっても20分ほど。

温冷入浴が人気のスパ「バーニャ5」。

 途中、地元の人にも人気のスパ「バーニャ5」がある。ジャグジーや普通のお風呂もあるが、ここがユニークなのは、115℃の熱いドライサウナに入った後に一気に8℃の冷たい海水に入るという温冷入浴が出来ること。

磨りガラス扉の向こうには、様々な温浴設備がある。2階にはマッサージルームも。

 なんとピュージェット海峡の水をそのまま持ってきているという。シアトルの海水は清く冷たい。身体がしびれるというか痛いというか、しかし終えると不思議な爽快感もあって、これをやっている人が多かった。入浴料は40ドルで水着着用。

BANYA 5(バンヤ5)
所在地 217 9th Ave N, Seattle, WA 98109
電話番号 206-262-1234
https://www.banya5.com/

2017.03.21(火)
文・撮影=小野アムスデン道子