イースト・ビレッジは、ショップやレストランも充実

 学校や医療機関をはじめ、クリーニング店、美容院、レストランなど、生活に必要な施設や店舗もここ2年間で、次々とオープン。チェーン店を避け、独立系のショップやレストランだけを呼び入れるという方針が功を奏して、さながらリアルなシムシティのような、個性的な村づくりが進んでいるのです。

敷地内には立派な医療センターも。
2013年に開校した3~19歳を対象とした学校「チョバム・アカデミー」。

 ロンドンのベスト・ベイカーのひとつとして、情報誌で取り上げられたこともある「シニョレッリ」もそんなショップのひとつ。カフェも併設されていてイートインも可。住民だけでなく、外から来るお客さんも多いのだそうです。

イートインもOKのパン屋さん「シニョレッリ」。

 元靴デザイナーのアシュリン・ギブソンさんが経営する「オリーブ・ラブズ・アルフィー・イースト」は、子供服をはじめ、インテリア小物やステーショナリーなどが揃うキュートなセレクト・ショップです。靴デザイナー時代に日本に足繁く通ったというアシュリンさんが選んだ、日本のヴィンテージの羽織各種は必見です。

左:オリーブ・ラブズ・アルフィー・イースト。(C) Get Living London
右:店主のアシュリンさんが厳選した、ハイセンスな小物やファッションが。(C) Get Living London

 ほかにも2015年11月にオープンしたばかりのモダン・ブリティッシュ料理を提供するレストラン「ダークホース」、テイスティング・イベントも開催しているワイン・ショップ「ボトル・アポスール」など、現在のところ少数精鋭の16店舗(2~3月オープンの店舗も含む)が並びます。今後も、新しいショップは続々オープン予定とのこと。

新しく店舗となる場所に仮設置されているパネル。イースト・ビレッジ中に見受けられるこれらのパネルは、これからますますショップやレストランがオープンすることを予感させます。
2015年11月にオープンしたレストラン「ダークホース」の店内。(C) Get Living London

 イースト・ビレッジに隣接して、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館やスミソニアン学術協会の展示施設、サドラーズ・ウェルズ劇場など、文化施設が集まる「オリンピコポリス」も2021年には完成予定というこのエリア、今後ますます注目が集まりそうです。

イースト・ビレッジ全体図の模型。ガラスのブロックは、まだ未完成の部分。

East Village London E20(イースト・ビレッジE20)
URL http://www.eastvillagelondon.co.uk/

安田和代(KRess Europe)
日本で編集プロダクション勤務の後、1995年からロンドン在住のライター編集者。日本の雑誌やウェブサイトを中心に、編集・執筆・翻訳・コーディネートに携わる。
ロンドンでの小さなネタをつづったフェイスブック www.facebook.com/kresseuropelimited
運営する編集プロダクションのウェブサイト www.kress-europe.com

Column

気になる世界の街角から

世界の12都市から、何が旬で何が起きているかをリポートするこのコーナー。
その街に今すぐ飛んで行きたくなる情報ばかりです!

文・撮影=安田和代(KRess Europe)