株式会社Sunda Technology Globalと協業。「ノーサービス」の販売でウガンダに従量課金型自動井戸水料金回収システム「SUNDA(スンダ)」の提供を可能にする。


缶に入ったミネラルウォーター No.Service(ノーサービス)パッケージ

持続可能な資本主義社会をアイデア・デザインの力で実現する。

株式会社No.Service(所在地:東京都新宿区、代表取締役:立原大雅、千田広成)は、

2025年7月4日(金)より、当社の第一弾となるプロダクトである、アルミ缶入りミネラルウォーター「No.Service」の販売を開始します。

当たり前のように蛇口をひねれば水が流れ、お店にいけば無料のサービスとして水が出てくる。

そんな日常に小さな違和感が差し込みます。

提供するのは、SOT(ステイオンタブ)缶に詰めた、静岡県焼津市のミネラルウォーター。

それを、イベントやギャラリー、ホテルなどの、日常から少し離れた空間でお届けします。

ただの水ですが、

「水を飲む」という行為を魅力的に。

さらに、その1本がウガンダで水問題に苦しむ人々の「生きる」ための水に変わっていく。

単なる一時的な支援ではなく、続く仕組みを残す。

そんな、社会を共創できる水がリリースされます。

発足経緯

弊社代表の2人は教育活動での実践と学びを通して、生まれ育った環境や文化資本の影響で、将来の選択肢が狭まる人たちに接する機会が多くあった。目の前にいる人を勇気づけたり、選択肢を広げたりはできても、手の届かない人たちに対して何も提供できない無力感や、教育活動だけでは解決できない社会構造上の限界を痛感する場面が増えていった。

そこでより広範な視点である資本主義の仕組み自体に目を向け、深刻化する社会課題の本質に迫り、持続可能な社会的インパクトを生み出す事業の創出を志すようになった。

No.Serviceのメンバーは3名。学生である2人が社会に発露したい想いを形にするため、アートディレクター永戸鉄也へアプローチし、共鳴したことで揃ったチームの協働により、唯一無二のブランドをつくっていく。



【なぜ水なのか。】

生きるための基本的な権利であるはずの水を、水問題で苦しむ地域の1人でも多くの人に届けたい。そして、日本人の「当たり前のこと・行為」から、問題に対してアクションを起こす一歩目をつくりたい。これが、今回私たちが水に着目した理由である。

安全で清潔な水へのアクセスは、生きるための基本的な権利であるのにも関わらず、資本主義という社会構造の中では差が生まれやすい。そこで、No.Serviceの水を飲むという行為を通して、問題を認知するだけでなく、行動につなげられる仕組みをつくりたいと考えた。

自分にとっての「当たり前」が、誰かにとっての非日常で、特別なものになっている。これを体感した時、人の感情を、心を動かすことができるのではないだろうか。

「当たり前」を疑うというムーブメントを起こすことに価値を感じると共に、ここ日本で私たちが水問題に取り組む意義を感じている。

【なぜ缶なのか。】

市場のほとんどでペットボトルに入っているミネラルウォーターを、アルミ缶に入れることで、いつもの「当たり前」を変革させる形でプラスチックの環境負荷に対する意識喚起をしたいと考えている。 また、プラスチックにまつわる 環境問題への関心が高まる一方で、表面的な環境対策が進められる現代において、グリーンウォッシュの危険性についても伝えていきたい。

さらに、日常から少し離れた空間で、水を飲むという行為を魅力的にするためにも、アルミ缶の採用が最も適していると考えた。

【No.Serviceの名前】

No Service = 圏外。私たちは、水にアクセスできない、手に入れることが困難な人々に綺麗な水を健全なかたちで届けたいと思っている。また、日本では「水問題」が身近なものとは程遠い現状があり、情報が「圏外」になっている。この商品を手にとってもらうことで、多くの人に現状を知ってもらい、社会貢献に巻き込んでいきたい。

さらに、「No(ナンバー)」は、社会における序列やランク付け(No.1、No.2など)を想起させるが、そこに「Service」という言葉を重ねることで、数値化できない価値や、順位づけできない在り方こそ大切にしたいという想いが込められている。これは、優劣という枠組みから自由になり、多様で批判的な視点から社会を見直すきっかけをつくるというメッセージである。


No.Serviceの販売により、ウガンダに従量課金型自動井戸水料金回収システム「SUNDA」の提供が可能に。

|プロダクトメッセージ

「水はサービスじゃない」

日本では水が当たり前のように提供される「サービス」として存在しているが、それが本当に正しい在り方なのだろうか。そもそもサービスとは何か。また、世界には水にすらアクセスできない人々がいるという現実を踏まえ、改めて「水とは何か」という問いを社会に共有したい。

この問いを通して、水問題にとどまらず、資本主義における格差構造や、環境問題などに対する意識・行動喚起を目指している。

水問題へのアプローチとして、株式会社Sunda Technology Globalと協業し、12万本の水(弊社商品)が売れるとウガンダに従量課金型自動井戸水料金回収システム「SUNDA」を提供する。ウガンダは、国際NGOウォーターエイドが発表した清潔な水を利用できない国ランキングでも3位に入るなど、特に農村部における安全な飲料水へのアクセスが極めて困難となっている。  

|販売

2025年7月4日(金)販売開始。

イベントやホテル、フェス会場、ギャラリーなどを中心に、No.Serviceのコンセプトに適した空間に限定して販売。見た目のみならず、エシカルなかっこよさを兼ね備え、「水を飲む」という行為の外見も内面も魅力的にしてしまうプロダクトにしていく。

想定される卸先:

・エンタメ業界

(イベント会場,ライブ・フェス会場,映画館,アミューズメントパーク,スポーツなど)

・観光・宿泊業界

(ホテル,リゾート施設,スパ・サウナ施設など)

・飲食業界

(カフェ,バー,レストランなど)

・ファッション業界

(レセプションイベント,展示会,ファッションショーなど)

・ビジネスシーン

(商談,会議,展示会など)

|基本情報

○ プロダクト:240mLのステイオンタブ式のアルミ缶

○ 採水地:静岡県・焼津市 小屋敷 

○ 硬度:67mg/L (軟水) 

○ pH値:7.5

○ 1ケース30本入り

|入場無料イベントの開催が決定!

どなたでもお気軽に立ち寄れる無料イベントを発売日の2025年7月4日(金)に開催。

実際にNo.Serviceを試飲頂けるほか、会場はアートディレクター・永戸鉄也がNo.Serviceのアイデアやブランドストーリーをインスタレーション形式で表現し、空間全体でブランドの世界観を体感できる仕様となっています。

DJやアルコールもご用意し、ちょっと真面目で、感性が揺れる、そんな夏の金曜日を是非お楽しみください。

2025年7月4日(金)15:00~20:00 開催 ※無料・途中入退場可

イベント会場:

THE PLUG 東京都渋谷区神宮前6-12-9(https://www.instagram.com/theplug_space/


どなたでもご来場できる無料イベント

|No.Serviceのメンバー 

立原大雅 / プロジェクトマネージャー

慶應義塾大学 総合政策学部3年 MAKERS UNIVERSITY10期生 新宿生まれハワイ育ちの20歳。

ハワイの現地校で青春時代を過ごし、高校途中で帰国。転校した日本の進学校の 「横並び主義」に違和感を抱き、5ヶ月で退学。

通信制高校に転校した後に、17歳で教育関連の会社を起業し、キャリア教育事業や不登校支援(職業体験や社会人との対話機会の提供)に取り組んできた。その他 「高校生SDGs会議」というサムスン電子やマクドナルドなどをスポンサーとし、現在までに400名以上の高校生を巻き込んできたイベントの創業、清掃活動団体NPO法人 greenbird渋谷の学生リーダーを務めるなど、「生まれ育った環境や目の前の現状によって将来選択が狭まる人に、選べる未来をつくる」をテーマに活動をしてきた。

千田広成

慶應義塾大学 環境情報学部2年 宮城県仙台市育ちの20歳。

青森県八戸市でUターン者の増加を目指したまちづくり事業や市教育委員会と連携して「コミュニティ・スクール」推進事業をしている。また、秋田県や鹿児島県の公立高校 で最近必修授業になった「総合的な学習 の時間」のカリキュラム設計をし、大学生 メンターとしてオンラインだけでなく対面でも授業を手掛けてきた。

大学周辺地域の 小学生を対象とした子ども主体の体験活動 の企画を主催している。その他にも学生団 体の代表も務めている。

幼少期に多くの時間を過ごした東北を盛り上げるために教育を切り口に地域の課題を 解決する研究・活動をしている。

永戸鉄也 / アートディレクター

1970年東京生まれ。ヨルシカ、RADWIMPS、米津玄師、5LACK、DAICHI YAMAMOTO等のMV、ドキュメンタリー 映像、グラフィックデザインや、UNDERCOVER x GUの新ライン”UG”の広告ディレクション等、音楽、ファッ ション、カルチャーの領域 で活動する。並行してコラージュ作品を制作、個展・ グループ展で発表している。

今年始動したプロジェクト”RAREMETAL”ではアパレル、テキスト、印刷物、作品のジャンルや表現の境界をぼかしながら、新たな可能性を探る実験を行っている。

https://www.instagram.com/tetsuyanagato/

INFO.

卸やその他に関するお問い合わせ 

no.service.corp@gmail.com

INSTAGRAM https://www.instagram.com/no.service.co/

是非お気軽にご連絡ください。

株式会社No.Service

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