19世紀に制作された《琉球美人画》(首里城公園蔵)。中国大陸の漢服や日本の本土の着物の影響を受けながら琉球王国時代に発展した「琉装」は、気候に合わせゆったりと風通しの良いつくりだった。 首里城は1429年~1879年の琉球処分まで約450年間にわたり存在した琉球王国の中心だった。第二次世界大戦での焼失後、1992年に復元された首里城正殿は、2019年の火災で焼失。現在、再建計画中で、2026年中の完成を目指している。 写真提供:首里城公園 記事を読む