杉の木地八寸盆に盛り込まれて軽やかに春を告げる八寸。酒を注げば鳥の声がする鳴き徳利と、飲めばさえずる杯と共に春のもてなし。 樹齢200年という檜の一枚板が贅沢なカウンター。 “赤貝と春野菜のみぞれ和え ジュレ酢がけ”。大樋長左衛門の器が春らしさを引き立てる。 “蛤真丈の椀物”。料理はすべて22,000円のコースから。 田端志音作・乾山写しの皿に盛り込んだお花見点心。桜葉寿司は明石鯛の昆布締めと穴子白煮。写真は3人前。 店に着くまでの風情もまた魅力。 記事を読む