瀬戸内海を望む座敷で絶品のオコゼを味わう

● 魚信

オコゼの薄造りは「フグより好き」というファンもいるとか。

 この屋号で商売を始めて約80年の老舗料亭旅館。100年以上も前に建てられた数寄屋造りの建物の外観は、ほとんど当時のまま。応接室には1947(昭和22)年当時の料金表が残され、1泊2食付きで「一等八五圓」と記されている。

白身を香ばしく揚げたオコゼの唐揚げ。薄造りと同価格の2,160円。

 瀬戸内海の魚料理、なかでも「虎魚屋(おこぜや)」と呼ばれるほどオコゼ料理にこだわりがある。これからの季節はアコウ(キジハタ)も美味だという。地元の方からも愛され、海が見える座敷は結納や法事などにも使われる。4つの部屋で宿泊も可能だ。

戦後に増築された3階にある、初音という部屋からの眺めが素晴らしい。

魚信
所在地 広島県尾道市久保2-27-6
電話番号 0848-37-4175
営業時間 11:00~21:00
URL http://www.uonobu.jp/

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撮影=柏田芳敬
文=サトータケシ
地図=シーマップ

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CREA Traveller 2015年夏号

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