パンは大好きだけれど、行くのはほとんど同じパン屋さん。出先のパン屋さんに寄ってもそんなにたくさん連れて帰ることはできません……。

 そんなパン好きさんにぴったりな、“パンのサブスク”が誕生し、話題です。ひとまず注文してみたら、毎日がパン充になりました。


まず、かわいい段ボールで届く!

 パンのサブスクがあると聞き、これはトライしてみるしかない! と思い立ちました。パンは大好きなのですが、まず近所においしいパン屋さんがあるわけではないし、出張などで買って帰るのにも限度があります。

 「毎月PANDA!」は、7~8種類のパンが冷凍で届くというサービス。なんと主宰しているのは有名ベーカリー「神戸屋」です。100年を超える歴史の中で培ったパンについての見識で、提携ベーカリーを選定しています。

 ちなみにこの月は「ブーランジェリー パルク」のパンが届きました。

 2012年に、栃木県足利市総合運動公園の横にオープンしたパン屋さん。公園に隣接しているので“公園のパン屋さん”という名前が付けられました。

 知らない町の公園の近くで、近所の人に愛されているパンが届くなんて、なんだかほっこりします。なんて

◆Day1:焼きプリン

 今回は8種類のパンが入っていました。バリエーション豊かで、食事パンではなく、単体で完結するパンが多く、朝ごはんにぴったりです。冷凍庫がパンパンになりますが、収納し、入らない分はもう解凍してしまいます。

 焼きプリンはいわゆるエッグタルト。届いた日のおやつになります。温め直したら、一気に生地がサクサクになり、カスタードはプルプルに。

◆DAY2:あんバター

 自分のトースターが小さく、焦がしてしまいました。「あんバター」。ほこほこと炊けたあんこと、厚めにスライスされたバターとろけた部分がたまらない禁断の味です。バゲットもザクッというほど、焼きたてみたいによみがえりました。

◆DAY3:チョコナッツスコーン

 解凍して冷蔵庫においておいたスコーン。常温でもOKなスコーンですから、まったく問題ありません。温めた写真がありませんが、表面に砂糖がまぶしてあるので、こんがり。ほろほろとしていますが、チョコが少し溶け、アーモンドやクルミの香ばしさもたまりません。

2022.12.22(木)
文・撮影=CREA編集部