徐々に世界を旅する人も増えてきましたが、自由に海外へ行かれなかった時期に、日本が誇る四季折々の魅力に改めて気付かされたという人も多いようです。

 だから今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?

 特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。

 今回は、新潟県観光公式サイト「にいがた観光ナビ」が選ぶ、冬の風景をご紹介します。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆長岡雪しか祭り

 長岡雪しか祭りは、長岡の冬の風物詩。長岡駅近くのイベント・コンベンション施設・ハイブ長岡と、その周辺を会場に開催される雪国ならではのお祭りで、子どもから大人まで楽しめる多彩な催しが行われる。

 「1986年から続く、新潟県長岡市民に長年愛されているイベントです。『雪を苦にせず、雪を活かす』、『長岡の冬を思いっきり楽しむ』というテーマのもとに開催され、ジャンボスノー滑り台をはじめ、雪だるまづくりや『雪の女王コンテスト』など、さまざまな企画が目白押し!

 なかでも目玉となるのは、長岡花火の花火師たちによる雪花火。スターマインやメッセージ花火などが約20分間、雪上で打ち上げられます」(新潟県観光公式サイト「にいがた観光ナビ」)

イベント開催日:2月18日(土)、19日(日)
花火の打ち上げ:2月18日(土)18:00~

長岡雪しか祭り(ながおかゆきしかまつり)

所在地 新潟県長岡市信濃川河川敷
https://niigata-kankou.or.jp/event/1953

◆おぢや風船一揆

 おぢや風船一揆は、真っ白な雪原にいくつものカラフルな熱気球が浮かぶ、小千谷の冬のイベント。

 「小千谷でこのような風景が見られるようになったのは今から40年以上前で、数人の気球乗りが雪原でのフライトを求めて気球を飛ばしたことから始まりました。

 毎年2月下旬に2日間にわたって開催され、現在では約40機の気球が参加します。また、夜には音楽に合わせて光る熱気球と花火の幻想的な世界も楽しめます」(「にいがた観光ナビ」PR担当スタッフ)

開催日時:2023年2月25日(土)、26(日)

おぢや風船一揆(おぢやふうせんいっき)

所在地 新潟県小千谷市平沢会場(JA新潟厚生連小千谷総合病院様前)
https://www.ojiyakanko.com/festa_fusen.html

2022.12.24(土)
文=佐藤由樹