北海道でしか出会えない感動宿も!

 まさに北海道ならではの体験を満喫できるホテルや旅館も、たくさんの人がおすすめしてくださいました。

●北こぶし知床 ホテル&リゾート [知床]

 例年2月下旬になると、流氷が海を埋めつくす世界遺産・知床。

 その幻想的な大自然を体感できるのが、こちらのリゾートホテル。

「館内からオホーツク海に一面の流氷を一望できる!」(40代男性)、「知床を満喫できる温泉宿。スケールが大きい」(60代男性)、「お部屋から見えるウトロ港の眺めが素晴らしく、お食事、館内の設備、インテリア、スタッフのサービス、どれをとっても満点のお宿」(30代女性)

 また、2021年6月には、海を見ながら “ととのう” ことができるサウナも新登場。ぜひ、体験してみたい!

北こぶし知床 ホテル&リゾート

アクセス JR網走駅から列車・バスを乗り継いで約120分。
https://www.shiretoko.co.jp/

●高島旅館[岩内]

 日本海側の港町・岩内で、お料理がおいしいと評判なのが高島旅館。

 お気に入りのポイントは「家族的雰囲気と食事」(70代男性)との声に加えて、「海の幸の豪華さ。こぢんまりとした旅館で、スタッフの方が親切」(40代女性)とのコメントも。

 毛ガニ、アワビ、ウニ、タラ、サケ、そして透き通るイカ……。

 地元で獲れたて新鮮な海の幸をたっぷり味わうのは、まさに北海道ならではの感動体験。

 美味で満足したあとは、源泉かけ流しの温泉でゆったりできるのも魅力です。

高島旅館

アクセス いわないバスターミナル(札幌から高速バスで約150分)から送迎あり ※要予約。
http://www.iwanai-takashima.com/

●チミケップホテル[津別町]

 「ごはんがうますぎます」(40代女性)と絶賛されたのは、女満別空港から車で約70分の秘境・チミケップ湖の畔にたたずむオーベルジュ。

 フランス、スイス、アメリカの名店で腕を磨いたシェフが、贅沢な “北海道フレンチ” でゲストの舌を喜ばせます。

 道産食材の多彩な魅力を引き出したお料理はもちろん、「周囲の環境、素朴さ」(40代女性)が魅力との声も。

 携帯電話はほぼ圏外。

 客室にはテレビも時計もありませんが、日常を完全に忘れ去って、美味に集中できるとっておきの場所なのです。

チミケップホテル

アクセス 女満別空港から車で約70分。JR北見駅から車で約40分。
https://www.chimikepphotel.com/

●フラノ寶亭留[富良野]

 人気エリア・富良野にも、美食自慢の宿があります。

 約3万5,000坪もの敷地を誇るフラノ寶亭留(ホテル)は、自家菜園の採れたて野菜をはじめ、地元の旬をたっぷり取り入れた “フラノフレンチ” でゲストをもてなします。

「広大な敷地に25室のみ」(30代女性)、「静かな森のなかに静かな大地あり。フランス料理を愉しめる」(80代男性)、「自然と料理」(70代男性)と、素晴らしい環境と料理が、このホテルの魅力。

 さらに、鮮やかな花が咲き誇るプライベートガーデンを眺めながら過ごすひとときも優雅です。

フラノ寶亭留

アクセス JR富良野駅(旭川空港からバスで約60分)から送迎あり ※要予約。
http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/furano/

●ワッカヌプリ[屈斜路湖]

 「1日1組で落ち着ける。料理がおいしい」(50代男性)とのコメントが寄せられたのが、屈斜路湖畔にたたずむ、一棟貸しスタイルの小さな宿。

 オホーツク海の新鮮魚介、有機栽培が中心の野菜など、とびきりの食材を和食ひと筋の料理人さんが、旨みあふれる一皿へと仕立てていきます。

 滞在できるのは、最大8名まで。

 和洋それぞれのお部屋には、源泉かけ流しの温泉風呂も用意されていて、自分たちだけの特別な時間を満喫できます。

ワッカヌプリ

アクセス JR川湯温泉駅(釧路駅から列車で約100分)から車で約10分。
https://wakkanupuri.com/

●ポルトムインターナショナル北海道[新千歳空港]

 新千歳空港にもラグジュアリーに美食を楽しめるホテルがあります。

「ゲストサロンに伊藤若冲の作品が飾られていて、まるで美術館のようなホテル。下鴨茶寮の夕食、タテルヨシノでいただく朝食も贅沢でした」(50代男性)

 2020年2月に誕生したこちらのホテルの贅沢といえば、館内にふんだんに配されたアートともに、老舗・名店がプロデュースする美食の数々。

 空港のなかにいながら、とびきり上質な時間を過ごすことができます。

ポルトムインターナショナル北海道

アクセス 新千歳空港国内線ターミナルから徒歩約10分。
https://www.portom.jp/jp/

2021.11.10(水)
文=矢野詔次郎