◆こんぴらや「讃岐火雷電うどん 讃岐REDHOT」

辛い物好きのための真っ赤なうどん

 香川の代名詞であるうどんに、幻の唐辛子といわれる香川本鷹を練り込んだ半生麺。

 香川本鷹は、朝鮮出兵した塩飽水軍に豊臣秀吉が戦利品として与えたと伝えられており、大きさは7~8センチに及ぶ香り高く優れた品質の唐辛子。一時は安価な海外製品に押され生産が途絶えてしまったが、種が保存されていたため30年余りの時を経て2007年に生産が再開し復活を果たしたのだそう。

 そんな伝統的な唐辛子をたっぷりと使った麺の辛さは3段階。一番控えめのメガ辛は口の中がじんわりと辛さを感じる程度、ギガ辛では舌がビリビリに、テラ辛では茹でる段階で湯気が目を刺激し、食べた後もお腹の中で辛みが持続する。

 いずれも12~13分ほど茹で冷水でしめればモチモチのコシのある麺になり、お好みの具材や麺つゆを用意すれば完成。

 冷えた麺でも体がホッと熱くなるうどんをお試しあれ。

こんぴらや

所在地 香川県仲多度郡まんのう町東高篠1140
電話番号 0877-73-5701
https://konpiraya.jp/
※通販可

2021.08.13(金)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史