スキーをしなくても楽しい！
ニセコの雪は、まだまだ本番

イルミネーションがきらめくニセコで美味を満喫！

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　日本が誇るインターナショナルなスノーリゾート、ニセコ。世界各国から訪れるお客さまの舌を満足させるレストランもたくさんあります。

　北海道の旬を気軽に味わえる居酒屋さんから、ミシュランの星付きレストランまで、ジャンルも多彩。この地でしか堪能できない美味しいものも多く、美食家にとっても一度は訪ねてみたい場所なのです。

　比羅夫の中心に看板を掲げる「KAMIMURA」は、雄大な北海道の恵みを独創的なスタイルで堪能できるミシュラン1ツ星レストラン。

　シェフの上村雄一さんは、北海道・旭川のご出身。世界で最も予約の取れないレストランのひとつとして知られているシドニーの「Tetsuya’s」で技と感性を磨き、北海道の美食界をリードする料理人です。

　地元生産者さんが丹精こめて作ったとびきりの食材をふんだんに使い、一皿一皿には力強い滋味がたっぷり。幸福な美食時間を満喫できます。

　また、北海道といえば「やっぱり新鮮な海の幸！」という人も多いはず。

　ニセコは実は、明治時代からの歴史をもつ温泉郷でもあり、おもてなし自慢の旅館に泊まって、職人技が光る日本料理を味わうのも、大きな楽しみです。

「楽 水山」は、のどかな里山の風景のなかに2020年12月にオープンした最新ラグジュアリー旅館。わずか18室の客室は、すべて贅沢な離れスタイルで、しかも源泉かけ流しの露天温泉風呂付き。

　一面の雪景色と、そのなかにそびえる羊蹄山を眺めながら、効能豊かな名湯につかって、いい気分……。心身の奥底から癒やされていくのを実感できます。

　館内に用意された3つの食事処では、北海道の豊かな海と大地から届いた旬の味覚に舌鼓。

　カニ、カキ、ホタテ……「今日はなにが味わえるかな」と、期待に胸を膨らませるひとときも至福です。

　さて、美味しいもので心もお腹もしっかり満たされたら、今冬のニセコは、夜の散策を楽しむのもおすすめ。ひらふ坂をはじめ、ニセコエリアのアイコニックな6か所がシャンパンゴールドのイルミネーションに彩られているのです。

　たとえば、「ニセコビレッジ」では、ショッピング＆ダイニングエリアにLED電球の温もりある明かりが灯って情緒たっぷり。昼間の散策も楽しいけれど、イルミネーションがきらめく夜もとても素敵です。

　比羅夫の「NAC(Niseko Adventure Centre)」もフォトジェニックにライトアップ。

　2階にあるカフェレストランで、キラキラのイルミネーションを眺めながら、ホットドリンクを手に心なごむひとときを過ごせます。

　世界がうらやむパウダースノーに感動して、北海道が育む美味に感激。そして、幻想的で美しいイルミネーションに感嘆……。こんな楽しみ方ができるのは、まさに冬のニセコならでは。

　スキーをする人も、しない人も、みんなを温かく迎えてくれるニセコで、思い出に残る冬を満喫してみて！

※ご旅行を計画される際は、新型コロナウイルス感染拡大予防に関する、政府・自治体・関係各機関などによる要請・注意喚起などを必ずご確認ください。またお出かけの際は、感染拡大予防対策に十分にご留意ください。

2021.02.05(金)
構成・文＝矢野詔次郎