大人のための癒し空間、日比谷花壇の”STAY”「里楽巣FUJINO(リラックスふじの)」
創業1872年。1950年に東京日比谷公園店の出店後、現在は全国に約190店舗を展開するフラワーショップ「日比谷花壇」。
花と緑の販売、装飾にとどまらず、暮らしの明日を彩り、豊かなものへと変えていく提案を続けている「日比谷花壇」が、このたび初めてとなる宿泊施設を手掛け、話題となっている。
それが今年2020年8月、神奈川県相模原市にグランドオープンしたグランピングサイト、日比谷花壇の”STAY”「里楽巣FUJINO(リラックスふじの)」だ。
総敷地面積800平米という広大な緑の中に、山並みを望む広々としたパノラマデッキを備えた、和風(RURI)と洋風(ECRU)の2つのサイトが。
各サイトには、靴を脱いでリラックスできる28平米の広々としたドーム型テントがそれぞれ配されている。テント内はリビングのような小上がりスペースとしても利用できるので、リラックス度は抜群だ。季節を問わず快適に過ごせるようにと、エアコンや掘りごたつも完備。
そして約100平米もの広さがあるプライベートデッキにはパノラマビューが楽しめるカウンターテーブル、バーベキュースペースなどを完備。
「日比谷花壇」ならではの植物を配したコーディネートで、自然と一体化したかのような屋内外の空間を創り出している。
朝夕の食事が宿泊料金に含まれているのも、うれしいポイントだ。
その食事は、スタッフがサイトに運んでくれるフルサービス型スタイル(サイト内でのバーベキューはオプションサービス)。
老舗割烹での修業、有名ホテルレストランで料理長などを経験し、現在は東京都多摩市の「E’s CAFE」調理長として活躍する柳田料人シェフが季節ごとにメニューを考案。
地元産の朝採れ無農薬有機野菜をたっぷりと使った季節ごとの料理は、シェフが厳選した海の幸、山の幸もたっぷりで、ココロとカラダを満たしてくれる。
文=立花奈緒(ブレーンシップ)