ヨーロッパ中央部を横断し、最高峰モンブランを有するアルプス山脈。天を衝く山々に抱かれつつ、古代ローマ帝国の遺跡を残す街があります。
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雄大なアルプス山脈と古代ローマ遺跡のコントラストが偉観である、北イタリアの街「アオスタ」をご紹介します。
アオスタ は北イタリア、フランスとスイスの国境に面するヴァレ・ダオスタ州にあります。
州の名前は“アオスタ渓谷”を意味し、その名の通りアルプス山脈の懐に抱かれた地域です。
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この辺りには先史時代から山岳民族が住んでいたとされていますが、街自体の起源は古代ローマ時代。
渓谷伝いにアルプス山脈を越える重要な街道であったこの地を、拡大を続けていたローマ帝国軍が支配し、その拠点としてアオスタに都市を築きました。
その遺跡を今もアオスタの街で見ることができます。遺跡の研究、保存修復も行き届いており、遺跡はかなり良い状態です。
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また遺跡巡りの地図や案内板など、街の観光設備も充実しており、それをたどって、観光客でも気軽に徒歩で巡れるようになっています。
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実際に街に数多くある遺跡を見て回ると、その当時、この街が、公共施設などもしっかりと整備された先進的な大都市だったことが想像されます。
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むしろ、遺跡の上に遺跡が重なった上にさらに現代の都市が重なったカオスなローマ本地より、当時の街をよりよく見て取ることができます。
この立ち並ぶ遺跡たちが現役だった頃、街はどんなに華やかだったことでしょう。想像すると悠久のロマンを感じます。
文・撮影=藤原亮子