サイゴン川の隠れ家リゾートへ
喧騒を離れた癒しの旅を

リゾート気分も味わいながら、観光やショッピングも楽しめる

左：敷地内は中心部からすぐとは思えないほどに、リゾート感たっぷり
右：オーナーの別荘を改装したダイニング。ベトナム、西洋料理などコースのみの提供で、料金は50～75USドル(税・サ別)

 デラックス、エグゼクティブ、インディヴィジュアルヴィラと、3つのカテゴリに分かれる客室は、エグゼクティブ以上の11室がプライベートプールを完備。同じ宿泊棟内であっても、客室へと続く入口をそれぞれに設けるなど、まるで自宅にいるかのような徹底した造りとなっている。また、最低でも50平方メートルと部屋の広さもかなりゆとりがある。1泊250USドル～(税・サ別)となっているが、市内中心部のホテルと比べ、同料金で倍近い広さの客室に泊まれるところもうれしい。

川風が心地よいリバーサイドレストラン。もちろんデッキ先端の席が1番人気だ

 リゾート内にはもちろんスパやレストランも併設されている。カップルでも利用できる広々とした部屋で、アロマテラピーをはじめ、ベトナム、バリ、インドなど、さまざまなスタイルのトリートメントが受けられる。また、レストランは豪華な内装のダイニングと川に面したデッキタイプの2カ所があり、ベトナム料理や洋食を中心とした目にも鮮やかな品々を味わわせてくれる。

左：色鮮やかな一皿「Oven baked salmon fillet／42万ベトナムドン(税・サ別)」。定期的にメニューは更新される
右：「心からのリラックスをお楽しみください。水上ボートで行くクチトンネルなど、さまざまなツアーも開催しています」と、セールス＆マーケティング部長のマルティナさん

 実はこのホテル、中部フエにあるリゾートホテルのアナマンダラフエや、ニャチャンのアンラムニンヴァンベイと同じ「EPIKUREAN」のマネージメントで、その質は折り紙つき。街へは1日3本のスピードボートによる送迎も行っているので、リゾート気分も味わいたいけれど、観光やショッピングもしたい、そんなあなたもぜひ訪れてみてほしい。

text&photographs:Noriaki Sugita