スパークリング日本酒で
発酵の力を享受!
◆星野リゾート ロテルド比叡
世界文化遺産・比叡山延暦寺の続き地に立ち琵琶湖を望む「星野リゾート ロテルド比叡」は、古来より栄華を誇る京都の食と生活を支えてきた歴史をもつ近江の食材や文化を取り入れ、日本最大の湖・琵琶湖のもたらす恵みを用いた、驚きと発見に満ちた新しいフレンチが堪能できる優雅なオーベルジュだ。
琵琶湖周辺ではその気候と風土から、鮒鮓や日本酒、味噌、醤油など発酵食文化が栄え、さらに今ではワインやチーズなど新しい発酵食文化も登場。
そこでこの夏「ロテルド比叡」では、標高650メートルから琵琶湖を望む「山床カフェ」で、琵琶湖周辺で発展した発酵食文化を取り入れたアペリティフやかき氷を用意した“夏の発酵サロン”を開催する。
近年、発酵食は健康や美食の側面からも、注目を浴びる存在だ。期間限定のこの“発酵サロン”でいただけるのは、食前のアペリティフやかき氷。
そのメインともいえるのが、近江の老舗酒蔵・冨田酒造とのコラボレーションによるオリジナルのスパークリング日本酒。これはシャンパンと同じように瓶内で二次発酵させた日本酒で、澱引きをしていないため米の旨みがダイレクトに感じられる。
このスパークリング日本酒のテイスティングをはじめ、手軽にこの地域の発酵食文化を体験し、より深く近江の食文化を知ってほしいとの願いが“発酵サロン”開催のきっかけになっているのだ。
このほか「山床カフェ」の“発酵サロン”では、発酵食が栄えた琵琶湖の絶景を眺めながら、発酵を学ぶ夏限定の発酵食テイスティングを開催。
酒粕や味噌、お酢やチーズなど滋賀県のそれぞれの地域で生産される発酵食を、シェフが食前の時間に楽しめるようにアミューズ・ブーシュにして用意。それぞれの特徴をソムリエの解説と共に食べ比べながら、発酵テイスティングを楽しむことができる。
また、比叡山に湧き出る霊水を用いたオリジナルトリートメントを提供するスパでも、発酵の力が体感できる。それが、酒粕を使った「和漢酒粕玉温めスパトリートメント」だ。
和漢ハーブを練り込んで温かく蒸しあげた酒粕玉で陰陽の経路にアプローチすることにより心身を温め、そして外側からは酒粕と和漢ハーブ(陳皮、蓬、もち米粉の和漢玉)を使ったトリートメントで全身をくまなくケアしてくれる。
伝統を今に生かした「ロテルド比叡」ならではの新たな試み。食べて飲んで、さらにスパトリートメントで。ここでしか叶わない期間限定のイベントで、体の内外から女性にうれしい「発酵の力」をぜひ享受して!
星野リゾート ロテルド比叡
所在地 京都府京都市左京区比叡山一本杉
電話番号 0570-073-022(星野リゾート予約センター)
https://hr.hotel-hiei.jp/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)