ドラマティックに反射させて放つ
魔法の58面体ダイヤモンドの誕生
こうして1919年、マーセル・トルコウスキーは遂に「アイディアルラウンドブリリアントカット」を発表。外からの光を巧みに取りこみ、ドラマティックに反射させて放つ、魔法の58面体ダイヤモンドが誕生したのである。
以来、ダイヤモンドは重さや大きさだけでなく、輝きという新しい表情を携えて、芸術の域にまで達してゆく。
そんなマーセルの後継者として引き続き「輝き」を追究し、1994年に「エクセルコ」社を設立したのが7代目のジャン・ポール・トルコウスキーだ。
彼はマーセルの考案した58面体のキューレット(先端部)面を省き、57面体に改良。その「輝き」はより高みに昇った。原石をカットし、研磨を施し、完璧な形に育て上げる職人技も19世紀からの伝統を受け継ぐエクセルコならではのクオリティであることは言うまでもない。
現在「輝き」を評価するシステムも開発されているが、エクセルコのダイヤモンドは最高評価を受けている。
アントワープから届いた「輝き」の真実は、日本の花嫁たちに至福の時を与えてくれることだろう。
エクセルコ ダイヤモンド東京本店
電話番号 03-5565-0181
http://www.exelco.com/
Edit, Styling&Text=Mami Sekiya
Photo=Fumito Shibasaki(DONNA)