都会であわただしい毎日を過ごしていると、いつの間にか目には見えない澱が溜まっていきます。さあ、「ガラスの街とやま」でココロとカラダのくすみを洗い流し、透明な自分を取り戻してみませんか。大いなる自然の魅力と洗練された街の魅力、そのふたつを併せ持つ、富山への旅がはじまります。

 金曜日の夜、仕事を終えて富山へ。立山の自然に触れて深呼吸し、歴史と文化に彩られた富山の街を気ままに歩けば、ほら。ふっと肩の力が抜けてゆく自分に気づくはずです。

旅にでることを決めたきっかけは、神秘的な一枚の写真

立山を映す室堂・みくりが池は、四季折々その表情を変える。「雲上の楽園」という表現がふさわしい風景だ (C) Yuji Kawabe/SEBUN PHOTO/amanaimages

 満員の通勤電車に揺られながら、一枚のポスターから目が離せなくなった。紺碧の水面に周囲の山々を映した神秘的な湖の写真。立山室堂・みくりが池。その日から、立山はわたしの“シャングリラ”になった。自分の目であの風景を見てみたい。仕事の合間に検索をした。「立山あおぐ特等席。富山市」。そうか立山は富山だったんだ。しかも電鉄富山駅から麓の立山駅まで電車で1時間。立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで、みくりが池がある室堂まで1時間。片道2時間で、あの風景に出会える。昼休み、わたしは会社をぬけ出して、トレッキングシューズを買いに走った。

左:富山駅から立山室堂行き直行バスも人気。日帰りで立山を楽しめる
右:デザイナー水戸岡鋭治氏がデザインを手がけた地鉄アルプスエキスプレス

【富山から立山までのアクセス】
電車
<電鉄富山駅~立山駅>60分
富山地鉄テレホンセンター
電話番号 076-432-3456
(月~金・土日祝日除く)8:30~17:30

車・レンタカー
<富山空港~立山駅>50分、<立山I.C~立山駅>40分
アルペンルートの立山~扇沢間は、マイカーで入ることはできません。
立山駅に無料駐車場が用意されています。
※立山駅から室堂まではケーブルカー、高原バスを乗継いで60分

バス
<富山駅北口~室堂>2時間半
あるぺん村ツーリスト
電話番号 076-483-1551
FAX 076-483-1561

<次のページ> “天空の楽園”をめざして、富山行の最終便に

photo:Atsushi Hashimoto
text:CREA Traveller
special thanks:Toyama city(www.city.toyama.toyama.jp)

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