さまざまなVIPをもてなした迎賓館がさらに進化

「鳥羽国際ホテル」は、伊勢参りの拠点として1964年に開館して以降、皇族や政財界のVIP、そして海外からの国賓らに対して心を尽くしたもてなしを提供し、この地における迎賓館としての地位を確立してきた。

 一昨年、メイン棟に当たるハーバーウィングおよびオーシャンウィングの客室、レストランなどの改装を行い、多くのゲストから好評を獲得したことも記憶に新しい。

 同ホテルを構成する棟の一つである「和風旅館 潮路亭」は、この4月、“神の恵み。海の恵み。感動の宿”をコンセプトにリニューアルを実施。客室、食事処、温泉、ロビー、庭園などを刷新し、「真珠の郷のおもてなし 潮路亭」として生まれ変わった。

鳥羽を訪れたなら、アワビを味わわずに帰ることはできまい。火が通るほどに官能的に形を変えるこの食材は、五感のすべてを刺激してくれることだろう

 日本庭園を望む露天風呂やデッキテラスなどを備えた広々とした空間でワンランク上の滞在を約束する特別客室「プレミアムスイート」、和の落ち着きと洋の快適性を兼ね備えた上質なデザインの新客室「和モダンツイン」など、新たに設けられたゲストルームの充実ぶりはまさに特筆すべきレベルである。

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