クラシック、ジャズ、津軽三味線……
「星野リゾート　界」で“音”を堪能

◆星野リゾート 界 津軽
津軽三味線の生演奏は大迫力！

全国チャンピオン・渋谷幸平氏とホテルのスタッフによる津軽三味線の演奏は毎晩開催。

 弘前から電車で10分、古くから湯治場として知られる大鰐温泉の「星野リゾート 界 津軽」。青森のほぼ中央に位置し、八甲田山や世界自然遺産の白神山地など、青森の観光拠点におすすめだ。

 ここでのご当地楽は「津軽三味線」。「叩き」を主とする打楽器的な奏法が特徴的な津軽三味線は、三味線音楽のなかでも独特の音色だ。日本画の巨匠・加山又造による壁画『春秋波濤(しゅんじゅうはとう)』の前で、迫力の生演奏が披露される。

特別会席“大間のマグロづくし会席”は、2017年9月1日(金)～2018年2月28日(水)の期間限定で提供。

 青森といえば、やはり大間のマグロを味わいたい。界 津軽では、特別会席“大間のマグロづくし会席”を期間限定で用意。お造りはもちろん、ねぎま鍋、赤身や中トロのにぎりなど、「黒いダイヤ」と呼ばれる大間のマグロを味わい尽くす会席だ。

津軽こぎんの間 紅葉滞在プランは、2017年10月10日(火)～11月15日(水)。

 界 津軽には、青森の伝統工芸“津軽こぎん刺し”の魅力がちりばめられたご当地部屋「津軽こぎんの間」があるが、紅葉の季節には、1室限定の「津軽こぎんの間 離れ悠庵(ゆうあん)」で、紅葉滞在プランが用意されている。

 この離れには専用の庭園があり、部屋から紅葉を楽しめるばかりでなく、特別に庭園を背景にした津軽三味線の生演奏も。津軽の文化を堪能できる滞在だ。

文＝榎本市子