マッターホルンを初登頂したことで知られる英国の登山家エドワード・ウィンパーは初めて訪れたカナディアン・ロッキーを「スイスを50ばかり集めたようだ」と評したという。ウィンター・スポーツを通じて大自然と直に触れ合えること。それが冬のカナダの醍醐味だ。
絶景に抱かれて極上の山岳ステイ
Lake Louise (レイク・ルイーズ)
右:カナディアン・ロッキーに抱かれ、辺りは白銀の世界。
ユネスコの世界遺産にも登録されるカナディアン・ロッキーの全長は、約1500キロ。日本の本州とほぼ同等である。4つの国立公園を抱える長大なカナディアン・ロッキーにあって、レイク・ルイーズはその魅力がぎゅっと凝縮されている場所だ。神秘的な湖、大迫力の氷河、3000メートル級の山々の威容。カナディアン・ロッキーらしい景色をここで見ることができる。
この地を冬に訪れる醍醐味は、なんといってもスケールの大きなウィンター・スポーツを楽しめることだ。
ALBERTA(アルバータ州)
時差 −16時間(サマータイム期間は−15時間)
通貨 カナダドル(1カナダドル=約83円 ※2016年11月現在)
電話(国番号) +1
撮影=志水 隆
取材・文=サトータケシ
地図=Cmap
コーディネイト=キミー深谷
協力=カナダ観光局、アルバータ州観光公社