小栗旬らも魅了する
人間力の秘密とは?

――14年に上演された山田孝之さんの舞台「フル・モンティ」への出演をきっかけに、福田雄一監督の作品にも出演されます。

 「フル・モンティ」でデブ男役を探していた福田監督が、たまたまテレビ放送されていた『テルマエ・ロマエ』を観ていたらしく、声をかけてもらいました。それで、「フル・モンティ」を観に来ていた「HERO」のプロデューサーが警備員の小杉役で声をかけてくださったんです。そうやって、今もどんどん繋がっているのは有難いことですね。

――山田さんや「信長協奏曲」で共演された小栗旬さんなど、交友関係が広いことも知られる勝矢さんにとって、人を惹きつける人間力のコツみたいなものがあれば教えてください。

 旬に家族旅行先のハワイから「暇だったら、おいでよ」と連絡をもらって、貯金箱壊して、2週間ぐらい遊びに行ったこともありますけれど(笑)。普通に自然体でいることですかね。もともと争いごとが好きじゃなくて、その場にいる人が全員楽しい気分になってほしいんですよ。僕、オランダの血が8分の1入っていることもあって、幼稚園の頃にイジめられていたんです。その後、どんどん身体がデカくなっていくことで、みんなが手のひらを返していく感じも、小学生の時点で分かりました。そういうこともあって、常に周りを見るような性格になったのかもしれないし、一人だけ疎外される辛さも分かるんです。

2018.05.18(金)
文=くれい響
撮影=松本輝一