“エン= Entertainment:娯楽+ゲキ= Act:芝居”をコンセプトにした「エン*ゲキ」を立ち上げ、作・演出を手掛ける池田純矢。自身が考える理想の「エンターテインメント」について、熱く語ってくれた。

すべては偶然がきっかけ

――2015年に自身が立ち上げ、作・演出を手掛け、出演もした“エン= Entertainment:娯楽 + ゲキ= Act:芝居”をコンセプトにした「エン*ゲキ」。そのきっかけを教えてください。

  最初に受けたコンテストから、僕が始めることって、偶然がきっかけになっているんですが、エン*ゲキ#01「君との距離は100億光年」をやったのも偶然なんです。役者とは別のベクトルで小説を書いて、投稿などもしているんですが、当時急にスケジュールが空いてしまったことがあったんです。そこで「自分の小説を上演台本に直し、舞台をやるのはどうでしょう?」とプロデューサーに提案したところ、「面白い」ということで、公演が決まったんです。

――――もともと、作・演出という裏方仕事に興味があったということでしょうか?

 裏方をやりたい、という発想とはちょっと違いますね。自分が思う面白いものを上演したい、というのは自己顕示欲だと思うんですよ。その、役者とは別のベクトルである思いと、それを役者として表現したいという思い。その二つがたまたま同じタイミングで、同じ場所にあったということでしょうか。

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2018.04.20(金)
文=くれい響
撮影=平松市聖

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