アダム・サンドラー主演『50回目のファースト・キス』を、福田雄一監督がリメイク。そのなかで、山田孝之演じる主人公の会社の社長役を演じる勝矢。一度見たら忘れられない風貌を武器に活躍する、バイプレイヤーの素顔に迫る。

プロサッカー選手の夢を諦め
役者の世界へ

――小学生の頃からサッカーをやられていたそうですが、当時の夢はサッカー選手だったのでしょうか?

 家の近くにチームがあったこともあって、小学2年のときに、なんとなくサッカーを始めたんですが、高校に入ったぐらいからは「行けるところまで行きたい」とプロを意識するようになりました。その後、プロテストを受けるかいろいろ考えたんですが、当時サンフレッチェ広島と関連があった自動車メーカーのマツダに入社して、まずは社会人選手としてやっていく道を選びました。

――それから、俳優としての道に進まれるきっかけは?

 その後、チームのレギュラーとしてもやっていたのですが、21歳のときに、プロテストを受けたところ、最終選考で落ちてしまったんです。そのときに、「俺はここまでの人間なんだ!」と思い、プロの道を諦め、自分が好きなことを探しているうちに、役者という道を目指そうと思いました。映画の面白さに気付いたことと、高倉健さんのインタビューを読んだことがきっかけですね。

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2018.05.18(金)
文=くれい響
撮影=松本輝一

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