戦時中、港区(当時は芝区・麻布区・赤坂区)は何度も空襲を受けています。昭和20(1945)年3月10日の下町を中心とした東京大空襲でも当時の3区は大きな被害を受けましたが、山の手を標的にした5月24日、25~26日の山の手大空襲ではさらに徹底した爆撃が行われ、芝区の一部、麻布区・赤坂区の大半が焼け野原となりました。中でも、5月25日夜からの空襲は特に被害が大きく、表参道周辺等でも多くの人が亡くなりました。

平成28年以降、「山の手空襲の体験を次の世代に伝えていくこと」、「歴史から学び、戦争を二度と起こさないようにすること」の2つを目的として、山の手空襲を語りつぐ集い実行委員会によって、集いが開催されています。

地域における戦争の記憶を風化させることなく、若い世代をはじめとする幅広い世代に伝え、平和についてそれぞれが考える機会を提供するため、区は「港区平和都市宣言」40周年を迎える今年度から、5月25日の献花に続き、実行委員会と共催で集いを実施します。

山の手空襲80周年 朗読と音楽の集い 概要

日時

令和7年7月13日(日曜)午後1時から3時まで(開場 午後0時30分)

場所

港区立青南小学校 体育館(港区南青山四丁目21番15号)

共催

山の手空襲を語りつぐ集い実行委員会・港区

概要

- 山の手空襲体験者によるお話
- 近隣の学校の児童・生徒・学生による体験談の朗読
- ピアノ及びヴィオラの演奏(ピアノ:佐藤麻理氏、ヴィオラ:飯顕氏)


昨年度の集いの様子

佐藤麻理 氏

飯顕 氏

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