壁にはneulo熊谷美沙子さんのタペストリー。天井の高い一軒家で開放的だ。 2009年オープン。常に新しさがある。 太田舟二オーナーシェフ。仙台「JUAN-LES-PINS」のほか、フランスでも修業を積み、酒田フレンチを継承。 アミューズはパプリカのタルト。パプリカを柑橘で煮込み、地元産モッツァレラと合わせる。 “黒バイ貝のコロッケ”。ナイフを入れるとバイ貝と原木椎茸の香りが立つ。ブルゴーニュを思わせる一皿。 “アワビと金華豚のポトフ”はアワビと平田牧場の金華豚をそれぞれ煮込み、最後に合わせたもの。 “ヤマガタ牛イチボ肉の炭火ロースト”。塩麴でマリネした肉を香ばしく焼き、黒酢とごぼうのソースを添えて。ディナーコース KURO 9,350円、SIRO 13,200円から。“アワビと金華豚のポトフ”はSIROのみに登場。 メイン料理“米沢牛のロースト”。断面の深紅が吸い込まれそうに美しい。11月からは本州鹿、キジ、ヤマバトなどのジビエが登場。白トリュフソースを心待ちにする常連も多い。 “イノシシとクマの手のロワイヤル”。ルイ14世が愛した伝統的な手法を山形産のジビエで。 前菜“紅エビのタルト”。庄内のエビはタルタルに仕上げ、タルトに。キャビアが合う。 シェフのスペシャルデザート、その名も“キス”。甘酸っぱい味の内容は当日のお楽しみ。料理はすべておまかせのディナーコース(8,000~15,000円)の一例。 カウンターごしの村山シェフ。お菓子のお店を計画中で、現在もカヌレやキッシュをSNSで告知・販売している。 この日のメインはイノシシ。イノシシのジュで作ったマスタードのソースとビーツのピューレでいただく。添えた葉はオータムポエム。 鈴木俊矢さん、円さん夫妻。いつかは山の中に畑付きのレストランを作るのがふたりの夢だという。 前菜は岩手のホタテ。アーモンドとハーブの香りで。料理はすべておまかせのディナーコースからの一例。10~11皿 11,000円。 香ばしく焼いた山形・舟形町の鴨は蔵王カボチャとともに。シェリービネガーのソースで。 円さんが作るデザート。チョコレートのムースにべにはるかのチップを添える。この日のシャーベットはマンゴー。 シックでナチュラルなインテリア。2組限定だが、人数によっては貸し切りに。 目を惹く外観に秋山さんの遊び心がいっぱい。 岩手・石巻「石黒農園」のホロホロ鳥のロースト。低温調理でしっとり加熱し、最後はパリッと。ホロホロ鳥ならではの繊細な皮の美味しさを生かす。付け合わせはキャラメリゼしたイチジクやツルムラサキ、トリュフを贅沢に。 店内には益子の木工作家、安彦年朗の作品が多く、温かみを演出。春には窓の外に桜が。 アミューズのコンソメロワイヤル。今回紹介する料理はすべておまかせのディナーコース 6,600円~からの一例。 フォアグラと山形産パッションフルーツのグラタン。ふたつの個性的な味が調和。 サーモンのタルタルには旬の野菜をたっぷり。大きく切ってあり、より個性を味わえる。 「ちょっとずつつまんで齧る」という意味の店名。 前菜の野菜料理。ホロホロ鳥をサラダチキンのように仕上げて表面はパリッと。ハーブを含む香りのいい野菜をこんもり盛る。 こちらが庄司さん流の酢豚。豚肉は揚げずにロースト。一緒に焼いたべにはるかも美味。すべておまかせコース 8,000円からの一例。 シメに登場する温かいそば。尾花沢の「花笠そば」に甘辛い濃厚なソースを絡めて。少しジャンクな味わいで後を引く。 1皿目のデザートはフロマージュブランのスフレグラッセ。シャインマスカットと細切りにした梨や青リンゴですっきりと。 リングケースに入った噂のスペシャリテ。ビターチョコレートとラズベリーを合わせ、ビーツの素朴な風味をしのばせる。 テーブル席から見える景色。秋には稲穂が黄金色になり、冬は真っ白の雪景色。春の水田も絶景。 古門浩二シェフ。オリジナルの塩やグッズの販売も。 焼きイチジクとラルドのブルスケッタ。グラスワインはハウス 500円~、ナチュール 700円~、料理はすべておまかせコース 5,000円~からの一例。 庄内浜のボタンエビと蒸し焼きにしたナスを合わせる。シチリアのケーパーでマリネに。 洋ナシとゴルゴンゾーラのグラティナーティ。とろけるような果肉とゴルゴンゾーラの塩気に、オレンジのハチミツをたらり。 本州鹿とビーツ、コリアンダーのラグー。パッパルデッレは無加水、卵で打った自家製。 美容院の奥にある細長い店だが窓が大きく開放的。 当然ながらすべて佐竹シェフが作ったハム。年単位で熟成させるものもあり、静かに出番を待っている。 コースの主役、ハムの盛り合わせ。加熱、非加熱合わせて15種ほど。料理はすべておまかせコース 4,400円~からの一例。写真は2人分。 ハムをスライスする佐竹シェフ。絶妙に厚さを変える。 イタリア・エミリア地方の揚げパン料理“ニョッコフリット”。つくねをイメージしたり、お子様カレー味などもあって楽しい。 パスタとソースはそれぞれ選べる。こちらは紫芋のラビオリと、バターとセージのソース。 ワインセラーは出入り自由。それぞれに説明と値段が書かれており、自分で選んで開けてもらうスタイル。 店内にはイタリアで手に入れた調理道具も。 記事を読む