入江貝塚で眺める噴火湾の夕日。復元された竪穴建物のシルエットが浮かび上がり、縄文人も眺めたであろう幻想の光景に感無量。 この地で育まれた縄文文化の豊かさが評価され、2021年に世界遺産に登録された北黄金貝塚。 貝殻が敷き詰められ、非日常の光景が広がる北黄金貝塚。 左:貝塚で見つかった石器。役目を終えると破壊され、あの世へ送られたという。 右:北黄金貝塚から出土した縄文土器。 約6000年前から湧き続ける水の畔に復元された縄文住居群。 海のそばに暮らしがあったことがよく分かる入江貝塚。 左:入江貝塚で発見された翡翠の装飾品。 右:高砂貝塚から出土した土偶。 入江貝塚から徒歩5分ほどのところにある高砂貝塚。 入江・高砂貝塚館には、両貝塚から出土した資料が多数。 交易の民・アイヌを象徴する華麗な「タマサイ(首飾り)」。 建築も見どころの国立アイヌ民族博物館。 左:湖畔に再現された「クチャ(狩小屋)」。 右:国立アイヌ民族博物館にはライブラリコーナーも。 左:「ムックリ(口琴)」の演奏をはじめ、多彩かつ豊富な体験プログラムも魅力的。 右:約1万点の収蔵品から、800点余を展示。 アイヌの精神世界を知る展示では、霊送りの儀式で用いられた「トゥクシシ」と熊つなぎ杭と熊飾りを復元。 アイヌの古い暮らしを体感できる伝統的コタン。 ギャラリーには、水野さんの作品などを展示。コーヒーを味わいながら、ゆったり鑑賞したい。 作品制作に集中する水野さん。 精緻な木彫りがアイヌの世界観を象徴する「タシロ(山刀)」。 温かいコーヒーでほっとひと息。1杯500円。 カフェのお客さんが来たら、カウンターに。 白老町で活躍する作家さんたちが立ち上げた「いぶり工藝舎」の作品も販売。 目を惹くファサードも素敵なアトリエ&ギャラリー。 個性的な建築も見どころの最新宿。 全客室がポロト湖を望むご当地部屋「□の間(しかくのま)」。 左:温かな光で炉を表現した客室のテーブル。 右:客室は4タイプ。3室のみの「特別室」には露天風呂が。 幻想的な眺望を優雅に満喫できる「特別室」のバルコニー。 湖へ溶け込むような「△湯」(写真は男性浴場)。 神々しさも感じさせる空間演出が印象的な「〇湯」。 暖炉に灯る炎に、心も身体も癒やされる。 左:白樺の木々がゲストを出迎えるロビー。 右:トラベルライブラリーには、アイヌ文化に関する書籍が。 夜になると幻想的にライトアップされ、星空の下に個性的な建築が浮かび上がる。 ランチコース 2,800円より「ユク(蝦夷鹿)の焚火ロースト」。柔らかな赤身の旨みを縄文パウダーが引き立てる。 チケット売り場のすぐ隣り、木彫りのオブジェが目印。 くるみとエントの自家製パンなども、焚火で燻してからテーブルに。 じゃがいもやたまねぎなどから作る「縄文スープ」は、とろりとして心が和む味わい。 木の温もりに溢れ、くつろげる店内。 記事を読む