ブレッソンの人間味豊かな人となりを知る逸話の宝庫「アーカイヴの真珠」の展示。 通りから奥まった中庭が本館入口。車の元修理工場を全面改築した。 【ありのままの世界の美を慈しむ視線】 世界を旅し、切ないほどに輝き、消え去る瞬間を切り取ったM.フランク。自尊心と他者への敬意を併せもつ女性のたおやかな視線が捉えた、生涯の旅の写真が一堂に。マルティーヌ・フランク展 ~2019年2月10日(日)。上から、マルティーヌ・フランク《スイス、バーゼル、カーニバル》、マルティーヌ・フランク《ベルギー、バンシュ、カーニバル》 展覧会場の入り口に、夫妻のプライベートポートレートを映写する。二人を捉えたこの写真はオートフォーカスでM.フランクが撮影。 通りに面した財団美術館のウインドウ。 書籍やポストカードも豊富なブックストア。 アルルの国際写真フェスティバル、マグナムのディレクターほか、フランス写真界の重職を担ってきたフランソワ・エベル館長。 死を悟ったM.フランク自身が2011年から準備したという回顧展。 記事を読む