トレーダーと買い物客のファッションも見どころのひとつ
それぞれが扱っている商品に合わせたトレーダーのファッションもさることながら、買い物客たちも、負けじとそれぞれ独特のスタイルに身を包んで、会場は、さながらタイムスリップした人々の、ちょっとしたたまり場のような状態に。ツイード・ジャケットにフェアアイル・ニットのベストといった40年代ファッションから、モッズやパンク、ヒッピーまで、英国の戦後70年間のファッションが一望できて、人間観察しているだけでも楽しめるマーケットです。
クルマを見る人、商品を見る人、目的もそれぞれです。
売る側も買い物客もレトロなファッション。
ファッションを合わせたカップルも多数見かけました。
トレーダーも買い物客も犬を連れている人多数。
フードストールも、きっちりクラシック車両を利用している徹底ぶりで、2階建てバスのひとつはDJブースになっていて、一日中英国の懐メロを流していました。
フードストールもクラシックカー。
フードストールには、キムチチャーハンのブリトーを出す「キムチナリー」といった変わり種も。
古いスクーターやバイクを見せびらかしたい人も大集合。またクラシックカーの貸し出しを行う会員制クラブ、クラシックカー・クラブとのコラボにより、ただ展示されているクラシックカーも多く、カメラを抱えたマニアも大勢いました。
クラシックカーの貸し出しを行う会員制クラブ「クラシックカー・クラブ」との提携で、当日は多くの希少なクルマが。
レトロなスクーターも多数。
ヴィンテージのホームウェアを販売している女性は、クラシックカーを持っている友人とペアで出店。
現在のところ、年2回ペースで開催されているので、次回は来年の春でしょうか。ウェブサイトをチェックして、英国旅行と重なった際には、ぜひぜひ訪れてみてください。
私の戦利品です。古いニットウェアのレシピは各1ポンド、ヴィンテージのボタンもセットで1ポンドでした。
Classic Car Boot Sale
URL http://classiccarbootsale.co.uk/
安田和代(KRess Europe)
日本で編集プロダクション勤務の後、1995年からロンドン在住のライター編集者。日本の雑誌やウェブサイトを中心に、編集・執筆・翻訳・コーディネートに携わる。
ロンドンでの小さなネタをつづったフェイスブック www.facebook.com/kresseuropelimited
運営する編集プロダクションのウェブサイト www.kress-europe.com
文・撮影=安田和代(KRess Europe)