「自分専用の乗り物」を、もう一つ

 そして、「自分専用の乗り物」といえば、もう一つ。友人から「ミニ・マイクロ・スクーターを」いただきました。

 対象年齢は2歳からとなっていますが、見ているとキック力とバランス感覚がまだ足りずなかなか乗るのは難しそうですが、ストライダ―よりこちらのほうがさらに軽いので、子供でも簡単に引っ張ってどこへでも転がしていきやすく、息子は「練習するのー」といってお散歩の度に持って出ているほどのお気に入りに。近頃は、周りのお兄ちゃんたちの見よう見まねで、かなり危なっかしいのですが、少しずつ乗れるようになってきました。

スイスの医療専門家の協力を得て開発された「ミニ・マイクロ・スクーター」は幼児の自立心の発達を助け、成長過程で非常に重要となるバランス感覚と運動神経の向上に役立つように作られているそう。車輪が 前2輪、後ろ1輪なので横倒れしづらく、安心です

 最近では「テレビを消しなさい!」と言うと「かずま、今見てるの!」と言い返すほどに、自己主張も強くなり、何でもかんでもやりたい時期。

 スイッチをつけたい、消したい、駐車場のガレージの開閉ボタンを自分で押したい、靴を自分で脱ぎたい、履きたい……「自我の目覚め」といえば聞こえはいいのですが、主張が強すぎでしばしば手を焼くことも。

 とはいえ、2歳の節目、すくすくと元気に育ってくれていることを感謝しなくてはいけないなと改めて思う今日この頃です。

渡邊和泉(わたなべ いずみ)
1977年、東京都生まれ。都内出版社の女性誌編集者として勤務をした後、渡米。帰国後は「Oggi」、「Domani」、「Grazia」などの女性誌で、ファッションを中心にフリーエディターとして働く。2011年9月に男子を出産。

Column

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2013.11.14(木)