【2023年1月】悟明老師が占う「アジアの動き」

 東南アジア=太陽星には、六大吉星の文昌が入ってきます。これは事態が大きく好転するサイン。コロナ前の生活が戻り、まとまった収入を得る人が増えそうな星回りです。特に良いのが契約運。各業界の受注の増加が見込めそうです。現実に鑑みると、世界各国のメーカーが生産拠点を東南アジアに移す動きが加速するのではないでしょうか。小さな凶星の天哭がありますが、弱毒化したコロナがくすぶるといったダメージにとどまりそうです。

 中国=武曲星には、凶星の白虎が入ってきます。刀剣や流血を象徴する白虎は、武曲と出合うことでその作用が強まるため、混乱が多く、何かと落ち着かないひと月となりそうです。例えば、国民の抗議活動を抑制しようとする政府との市民の間での揉め事。世界には報道されない、おぞましい事件も増えるのではないでしょうか。さらには、銀河線でつながる貪狼星からの悪影響も。のちに○○ショックと呼ばれるような歴史的な経済の混乱や停滞が起きる可能性も否めません。

 台湾=天同星には、吉星の月徳が入ってきます。これは吉星の相乗効果が期待できる星回り。天から遣わされたキーパーソン的存在による大きな支援が得られる予感。国際的に孤立しがちな台湾にとっての心強い味方が現れる、有益な約束が取り交わされる等々の吉報が舞い込むかもしれません。

 韓国&北朝鮮=天梁星には、凶星の羊刃と病符。羊刃は流血沙汰、病符は病気の増加を意味していて、非常に不穏な星回りです。北朝鮮は相変わらずミサイルを発射し続け、他国に血を流す人が出てくるかもしれません。この状況を変えられるのはイギリスとアメリカでしょう。今はまだその時ではありませんが、運気がリセットされる今年、ひとつの時代=金政権が終わりへと向かっていくように感じます。また、韓国では新型コロナの変異種が猛威を振るうかもしれません。

 そして皆さんの住む日本=七殺星には、吉星の天鉞と解神が入ってきます。さらには隣の宮の天同星にある月徳、銀河線でつながる紫微・天府星にある右弼と龍徳からの好影響も期待できるという素晴らしい星回り。先月に引き続き、1月も好運に恵まれるでしょう。天が授けてくれる幸福により、希望の光が見えてくるひと月です。また、解神は災いを遠ざけ、吉事に変える力を持つ星。他国からの威嚇や新型コロナの問題なども恐るるに足らず。皆さんがより多くの収入に恵まれ、健康で平安な日々を送れますように。

2022.12.30(金)
文=堀 由美子