隆起珊瑚礁でできた島には、海に大地に、悠久の自然の営みが刻まれ奄美群島のなかでもひと際ダイナミックな絶景が待つ沖永良部島。

 鹿児島から飛行機で約1時間半、地球の時間軸に触れる島へ。

 是非訪れたい名所やグルメ、宿を4記事にわたりご紹介。


南の島に住むなら……憧れを搔き立てる静かな宿

◆Shimayado 當(シマヤド あたり)

 子どものころに夏を過ごした島へ移住したのは「空き家になった元校長先生の古い家との出合い」と大當健一郎さん夫妻。

 南国の草木が茂る庭を愛で、菜園の野菜を摘んで夕餉の支度に臨む夫妻の日常の心地よいリズムを感じさせる1日1組限定の宿だ。

 改装を済ませた客間と涼やかな書斎の棟は、まるで理想の南の島の家。

 長命草とローズマリーを利かせた姫鯛のアクアパッツァなど、移住前は東京でつまみ自慢のバーを経営していた主人の料理はとびきりの島食材を得て、ため息の出る美味しさ。

 他に誰も来ない夫妻お気に入りの小さなビーチも、宿の近くに。

Shimayado 當(シマヤド あたり)

所在地 鹿児島県大島郡知名町田皆2270
電話番号 0997-84-3807
客室数 1室
料金(1名) 17,300円(1室2名利用、朝・夕食付き、サ込)
https://shimayado-atari.com/

Feature

隆起珊瑚礁できた沖永良部島
地球の営みが生んだ自然の造形美

Text=Chiyo Sagae
Photographs=Atsushi Hashimoto

この記事の掲載号

2021年 日本の島旅へ

CREA Traveller 2021年夏号

2021年 日本の島旅へ

定価1,350円 (税込)

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CREA Traveller 2021年夏号
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