旅気分が満喫できる本格アフタヌーンティーを厳選ピックアップ!

 さまざまな趣向を凝らしたホテルのアフタヌーンティーの中から、今回はヨーロッパのブランドとのコラボを中心に、本格派3件をご紹介。

 「グランド ハイアット 東京」ではフランス、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留」ではスイスと英国、「リーガロイヤルホテル東京」ではオーストリア。

 各国の魅力に浸れるアフタヌーンティーで、旅するような夢時間を!


「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」

◆グランド ハイアット 東京

 都心のラグジュアリーホテル「グランド ハイアット 東京」では、1672年創業のフランスの紅茶ブランドであり、ヴェルサイユ「王の菜園」の唯一のオフィシャルパートナーとしても知られる「ニナス マリー・アントワネット」とコラボレーションした、「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」を2021年6月30日(水)まで開催中。

 2016年以来、4年ぶりの実施となるコラボレーションを記念し、今年2021年はスペシャル企画も用意されている。

 「ニナス マリー・アントワネット」が所蔵する、マリー・アントワネットのために制作された懐中時計を日本で初めて特別に展示するほか、直筆レターやマリー・アントワネットの胸像などが置かれ、色彩華やかなアフタヌーンティーを堪能するとともに貴重なアンティーク品を鑑賞することができるのだ。

 気になるアフタヌーンティーのメニュー、まずスイーツは、ヴェルサイユ「王の菜園」のりんごやバラを愛し、ショコラ好きで知られたマリー・アントワネット王妃へ「ニナス マリー・アントワネット」が献上したオリジナルレシピを再現した特別な2種のケーキを含む、全10種類。

 ヴェルサイユ宮殿隣の「王の菜園」で厳選&手摘みされたりんごとバラのエッセンスを使用したケーキは、ほんのり香るバラが優雅な雰囲気を引き立て、りんごの甘酸っぱさが余韻を引く味わいに仕立てられている。

 それらオリジナル特別ケーキのほかには、庭園を彷彿させるようなバラの香りを楽しめるマカロンやゼリーなどピンク色の春らしいスイーツがスタンドに並び、スコーンとグラススイーツはワゴンにのってテーブルへと運ばれてくる。

 そしてセイボリーには、「王の菜園」からインスピレーションを受け、彩り野菜を使用したというかわいらしいアイテムをラインアップ。

 またこの「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」では、「ニナス マリー・アントワネット」の新作紅茶を、同ブランドのオリジナル茶器で味わえるのも特徴のひとつだ。

 まるでヴェルサイユ宮殿での優雅なアフタヌーンティーを愉しんでいるかのような華やかなひとときを、ぜひこの機会に堪能したい。

グランド ハイアット 東京

所在地 東京都港区六本木6-10-3
電話番号 03-4333-8781(オールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」直通)
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/grand-hyatt-tokyo/tyogh

文=立花奈緒(ブレーンシップ)