300円で“ちょっといい”が実現した理由

 全国に店舗を展開している「3COINS」やダイソー自身の別ブランド「THREEPPY」のように、従来の300円ショップのマーケットは女性向けが中心。そこで、「性別や年齢を問わない全方位向けの300円ショップ」という構想が生まれたそう。

 その構想自体は約2年前からあったそうですが、実際に「Standard Products」のプロジェクトが動き出したのはなんと昨年10月! そこから約半年でショップオープンまでこぎ着けたわけですから、ダイソーさんの機動力に驚きます。

「これまで、バイヤーさんから魅力的な提案があっても100円ショップの枠組みでは実現できないことがありました。そういったアイデアの蓄積が商品開発に活かされています」(商品本部・田中さん)

 前述したように、商品のコンセプトは“ちょっといいのが、ずっといい”。例えばお皿は重ねたときでも美しく見られるように高台をなくしたり、タオルはインド産のオーガニックコットンを使用したりと、“ちょっといい”こだわりはそこかしこに。

 でも、どうしてこの安さでこの品質が実現できたのでしょうか?

「それは、膨大な数のアイテムを取り扱う100円ショップで培った、各メーカーさんとのお付き合いの賜物です。3合炊きのメスティンや、猫のつめとぎグッズなど、この価格で!? と驚かれる商品も多いです」(田中さん)

 ほかにも、インテリアになじむスタイリッシュなルームフレグランスや、サイズ展開豊富な収納ボックスなど、日常に取り入れてみたくなるアイテムがいっぱい!

 自分の暮らしにフィットしそうなところから、“ちょっといいもの”を試してみるのもいいのではないでしょうか。

 今後は季節もののレジャー商品など、年間で500アイテムの開発を予定。さらにオンラインショップも準備中。

 「全方位向けの300円ショップ」というこれまでになかった市場を、魅力的なアイテムで盛り上げてくれることを期待します。

※価格はすべて税抜きです。

Standard Products 渋谷マークシティ店

所在地 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ ウエスト1F
営業時間 9:30~21:00
定休日 なし ※渋谷マークシティに応じる
https://standardproducts.jp/
Instagram @standardproducts_official

2021.03.27(土)
文=CREA編集部
撮影=末永裕樹