【2021年2月】悟明老師が占う「アジアの動き」

 アジアで最も心配なのは、破軍星にあるインドです。

 今月は、ここに邪魔者を象徴する陰煞が入っており、コロナ対策を阻害するものが出現する……といった状況が考えられます。

 さらには、原因不明の体調不良を訴える人が続出するなど、新たな病気が流行する恐れも。直接関係がない人も、そんな星からの警告があることを心に留めておいてください。

 次に気がかりなのが、日本と韓国です。“なくす”という事象を示唆する空亡という星があり、現在の感染拡大状況に鑑みると、人々が心をなくすような状況、あるいは……悲しいニュースが続くひと月となるかもしれません。

 なくしてしまってから後悔しないよう、自分にとって大切なものは何かを意識して過ごしてください。

 また、アメリカの影響を受け、日本と韓国、そしてインドでも闘争が起こりやすい星回りです。街中での揉め事にかかわらないように気をつけるほか、インターネット上での発言にも十分に注意をしたほうがいいでしょう。

 日韓両国の運勢において、希望の光となるのは、北朝鮮に入ってきている星の好影響です。この未曾有のピンチをどうにか切り抜け、脱皮するチャンスに変えていってほしいと思います。

 東南アジアは黄色信号です。インドの影響を受けるフィリピンが波乱気味。インドネシア、マレーシアも落ち着かないひと月となりそうです。

 アジアで比較的落ち着いているのは、台湾です。

 吉星である文昌星と右弼星に守られ、少なくとも現状維持がかなうものと思われます。

2021.01.30(土)
文=堀 由美子