日本で5軒目の「ザ・リッツ・カールトン」が 日光にグランドオープン!
インターナショナルラグジュアリーブランド「ザ・リッツ・カールトン」の日本における5軒目のホテル、「ザ・リッツ・カールトン日光」が2020年7月15日(水)に開業した。
栃木県内では初となるインターナショナルラグジュアリーホテルとなる同ホテルは日光国立公園内にあり、総客室数94のゲストルーム、レストランやバー、フィットネススタジオ、スパ、さらに古くから地域に親しまれてきた湯元温泉の源泉を引く温泉大浴場などを備えている。
ホテルが立つのは、奥日光。中禅寺湖畔が明治時代中頃より西洋人の外交官や高官によって避暑地として親しまれ、独特の文化を発展させてきたことからインスピレーションを受け、美しい四季を尊び味わう日本独自の自然観や美意識を宿し、西洋と日本の建築デザインが調和したデザインを目指したという。
静寂な別世界へと誘うようなアプローチを抜け、“奥日光の自然と調和する邸宅”をコンセプトにした館内へと足を踏み入れると、広々とした「アライバル・ロビー」がゲストをお出迎え。
「アライバル・ロビー」の奥には、「ザ・ロビーラウンジ」「ザ・ライブラリー」「ザ・バー」の3つのゾーンに分かれたラウンジエリアが。
3つのゾーンを繋ぐように窓辺には縁側が設けられていて、緑溢れる庭園、その向こうには中禅寺湖、男体山や周辺の山々を望む開放感のあるスペースが広がっている。
趣溢れる和の風合いにモダンなデザインを施した全94室のゲストルームは、男体山または中禅寺湖を望む、全室57平米以上の広さがあるくつろぎの空間だ。
各客室にはプライベートバルコニーと、縁側に見立てたラウンジエリアが設けられているのも、このホテルならではの特徴。
日光国立公園の四季折々の自然美を目の前に望むことができる風情ある造りは、心身ともにリラックスできる極上のステイを約束してくれる。
総料理長の早坂心吾氏が率いる、その土地の旬の素材を味わえるダイニング「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」をはじめ、離れのような落ち着いた空間の中で栃木県産食材を使用した洋食を提供するレストラン「レークハウス」、こだわりのアフタヌーンティーや軽食を用意する「ザ・ロビーラウンジ&ライブラリー」、世界各国の厳選したウィスキーを揃える「ザ・バー」と、飲食施設の充実度も特筆に値する。
ダイニングのコンセプトは、“CRAFT(クラフト)”。
地元で豊かな食材を育む生産者、栃木が世界に誇るうつわの可能性を広げる益子の作家(GENDO)、食空間を重厚かつ華やかに演出する伝統工芸の日光彫や麻紙の日本画などのアーティスト、そして確かな技術に裏打ちされた独自の発想で洗練された料理を生み出すシェフ。
すべてのクラフトマンシップが息づき、共鳴し合うことで、五感を刺激する唯一無二の食体験を提供する、という趣向だ。
また「ザ・リッツ・カールトン日光」では、悠久の歴史の中で継承されてきた伝統文化と、静寂や自然のはかなさから生まれるスピリチュアリティを感じられる特別な体験プログラムやアクティビティを多数用意している。
例えば、奥日光の森を散策するハイキングや、世界遺産「日光山輪王寺」の別院、日光山中禅寺立木観音の僧侶による座禅体験など。
長い歳月をかけ、日光の地が育んできた自然や文化の美しさにゆったりと浸りながら、“本来の自分を取り戻す旅”を提案してくれる。
ザ・リッツ・カールトン日光
所在地 栃木県日光市中宮祠2482
電話番号 0288-25-6666 (代)
https://www.ritzcarlton.com/jp/nikko
文=立花奈緒(ブレーンシップ)