宝塚大劇場のオフィシャルホテル
「宝塚ホテル」が待望の移転開業

「宝塚歌劇」観劇後、きらびやかな夢の時間の続きをホテルでも

すべての写真を見る

　この3月末で一時営業を終了していた「宝塚ホテル」が、2020年6月21日(日)に移転開業する。

　2009年に「宝塚大劇場」オフィシャルホテルとなった同ホテルのコンセプトは、“夢の続き”。宝塚歌劇を観劇する人に、観劇後も余韻に浸ってほしいとの想いから、華やかさと気品を兼ね備えたホテルとして人気を得ている。

　武庫川の清流のほとりに場所を移してグランドオープンする新施設のインテリアデザインは、宝塚の街の雰囲気でもある“静けさ”と、宝塚歌劇の“華やかさ”が全体に息づく空間を目指したものになるという。

　客室数は、シングルからスイートまでの多彩なカテゴリーを揃えた全200室。

　正統派クラシックホテルのようなエレガントな空間は、旧ホテルから受け継がれたものだ。

　室内アメニティの充実度は当然のことながら、「TAKARAZUKA SKY STAGE」と「TAKARAZUKA ON DEMAND」が全客室で無料視聴可能というのは、このホテルならでは。

　さらに客室でも“夢のつづき”に浸れるようにとのアイデアがもうひとつ。それが、3タイプのカラースキームを採用していることだ。

　華やかさを表すデザイン“エレガンス”、清らかで落ち着きのある印象の客室“グレース”、ビジネスユースにも対応できる落ち着いた色調のクラシックかつシックな雰囲気の客室“モノトーン”といった具合に。

　館内の飲食施設は、3つのレストランとラウンジの計4カ所。

　多くの文化人や地域の方々に愛されてきた「宝塚ホテル」の料理を、躍動感溢れるブッフェや、旬の食材で織りなす日本料理、五感で楽しむ鉄板焼きなどで提供する。

　熱心な宝塚歌劇のファンはもちろん、一度本場で宝塚を経験してみたいと思っている人も、関西方面の観光を考えている人も。ぜひこの機会に、新生「宝塚ホテル」をチェックしておいて！

※2020年6月1日現在の情報です。予告なく内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。

文＝立花奈緒(ブレーンシップ)