2020年を最高潮に“アゲ”ていく！
温泉旅館「界」で叶える開運旅

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　星野リゾートが全国15カ所に展開する温泉旅館ブランド「界」の人気プランに、「開運旅」がある。

　2020年も全国の10カ所の施設において、「松本の手まり」や「阿蘇山のカルデラ」など、ご当地の縁起物に注目したプランを提案している。

 「開運旅」というインパクトのあるネーミングの企画は、もともと全国各地の神社や開運スポットを巡る旅を提案したことが始まりで、2014年1月よりスタートしている。

　7年目を迎える2020年は、より気軽に温泉旅館に滞在しながら運気を切り開くことを念頭に置いて、「開運旅2020」を企画した。

　具体的には、全国の「界」で働くスタッフがご当地の縁起物を探し、その土地でしか味わえない体験を楽しみながら運を切り開けるようなプランになっている。

 「界」ブランドの温泉旅館は、もともと地元の伝統工芸作家とコラボレーションをしており、全室で「ご当地部屋」を用意している。

　このプランが生まれた背景には、「界」のスタッフが日常的に地元の伝統工芸と接していることもあるのだ。

　2020年を縁起よく過ごせるようにと想いを込めた「開運旅2020」は、2月末までの期間限定プラン。それぞれの温泉地の魅力を堪能しながら運を切り開く、“ひと粒で二度おいしい”旅を楽しんでいただきたい。

　なお、3月以降には「乙な花見旅」など、春らしい企画も用意されている。

【界 遠州】お茶・ふぐ・うなぎで縁起を担ぐ「開運うなぎのぼり滞在」

　浜名湖の畔、舘山寺温泉に位置する温泉旅館「界 遠州」では、令和初めての冬に、縁起を担ぐお茶と食事で新しい時代を切り開くプランを企画した。

　浜松で活躍した3人の戦国武将(今川義元、徳川家康、井伊直虎)をイメージした茶器とお茶、お菓子で構成する戦国武将お茶セットを宿泊する「遠州つむぎの間 茶処リビング付き和室」に用意する。

　夕食のふぐうな会席は、ふぐで「福」を呼び込み、うなぎで運気が「うなぎのぼり」になることを願いながら食事を楽しむことができる。

【界 アンジン】海の浄化作用で心身を調える「海運滞在」

　相模湾を望むオーシャンビューの温泉宿「界 アンジン」では、2020年が素晴らしいものとなることを願い、「海運滞在」プランを提案する。

　海のめぐみである塩は、古来より邪気払いやお浄めに使われてきた。本プランでは最上階のサンブエナデッキを貸し切り、好みで選んだボトルにカラフルな塩を詰め合わせてオリジナルの「塩守り」を作る。

　また、塩甘酒で体を温めたり、塩味をきかせたカクテルなどで、縁起のよい塩を体に取り込むことができる。

文＝サトータケシ