参道活性プロジェクト第1弾
和文化体験型の宿泊施設が開業!

聖徳太子ゆかりの地、「法隆寺」を中心とした“まちなか観光”を実現するため、歴史文化資源豊富な“斑鳩の里”の景観に配慮した設計デザインが施されている。

 日本初の世界遺産として「法隆寺」の参道に、2019年9月8日(日)に誕生した門前宿「和空 法隆寺」は、“ひとりでも多くの方に寺社へ足を運んでもらうために”を活動理念として掲げている一般社団法人全国寺社観光協会が監修する、“参道活性プロジェクト第1弾”となる宿泊施設として開業した。

フロントをはじめ、館内の随所に“和文化体験の宿”を演出するインテリアが。

 館内は、和みの和空間と呼ぶにふさわしい、落ち着いた佇まいが印象的。

 広々とした畳敷きの客室にはローベッドが配され、世代を問わず、使い勝手のよい造りとなっている。ナチュラルな木のインテリアや和紙を使ったやさしい灯り、い草の香りが癒しを誘い、ほっと寛げる上質な空間だ。

畳敷きにローベッドを配した、和モダンテイストの客室は全60室。

 そしてこの宿の最大の特徴が、和文化体験型の宿ならではの施設やプログラムが充実していること。

 例えばそのひとつが、100畳の大広間。ここでは、茶道・華道・書道・香道など、さまざまな「和カルチャーの“いろはのい”体験」が可能なプログラムが多数用意されている。

 歴史や文化体験ができる施設には、奈良や法隆寺関連の書籍を集めたラウンジもある。ここは夜になると、奈良の地酒を味わいながら、日本の歴史や文化、仏像トークが楽しめる「法隆寺 Gallery BAR」に。

 さらに、日本の風呂文化のルーツでもある、“寺湯”の流れを汲む貸し切り可能な「浴堂」も備わっている。

 ちなみに入浴文化は、仏教伝来とともに聖徳太子の時代に伝わったとされ、もともとは寺院が人々に入浴施設を開放した“寺湯”からはじまったのだとか。

料理は大和牛や大和肉鶏、伝統大和野菜など地域の食材を活かした門前懐石料理が中心。 日本料理の名店「神田川」店主・神田川俊郎氏監修「特別門前懐石」の用意も。そして、朝食は手作りの健康和食バイキングを提供する。

 世界遺産「法隆寺」の参道に、このようなユニークな門前宿が誕生したことで、奈良・斑鳩・法隆寺エリアの観光がますますおもしろくなること請け合い。

 聖徳太子ゆかりの地で日常から離れて心身を癒し、ここでしか叶わない知的好奇心を満たすステイを満喫したい。

門前宿 和空 法隆寺
(もんぜんやど わくう ほうりゅうじ)

所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-5-32
電話番号 0745-70-1155(代)
https://waqoo-horyuji.com/

Column

至福のホテル最新ニュース

ラグジュアリーなリゾート、洗練されたシティホテル、和みの温泉旅館……。
世界の津々浦々から、とっておきの最新情報をお届けします!

文=立花奈緒(ブレーンシップ)