リニューアル記念メニュー
Xmasケーキやおせちの予約も

 今では数少ない、東京の小さな独立系ホテルである「山の上ホテル」は、多くの文化人に愛され続ける宿としてよく知られるところ。

神田駿河台のシンボルともいえるアール・デコ様式の建物は、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により1937年(昭和12年)に建設され、戦後、1954年(昭和29年)1月20日にホテルとして営業を開始した。

 今回のリニューアルでは、ロビーエリアとレストランに改修が施され、約半年の休業期間を経て、2019年12月1日(土)に晴れて再オープン。

 まずロビーエリアは、1937年(昭和12年)の竣工当時のアール・デコ調の意匠・色彩計画を参考に、独特の空気をまとっていた当時のエッセンスを残し、新たな空間が創出された。

竣工当時の姿をそのまま再現するのではなく、長年のホテルとしての歴史で培われてきた空気との融合を図り、往時の空気を醸し出す空間に。そして、ロビー奥にはホテルショップを新設。

 山の上ホテルが多くの文化人やリピーターに愛される理由は、“美食ホテル”としての顔を持ち合わせていることも大きい。全35室と小さなホテルにもかかわらず、7つのレストラン&バーを持つのが特徴だ。

 レストランの改修にあたっては、オリジナルの要素を館内に散りばめることで、ホテルの空間とレストラン群の空間のテイストを調和。ホテル利用にストーリー性を持たせることをコンセプトにしたという。

 山の上ホテルでの“食事”を、“ここにしかない体験”に変える。それが、山の上ホテルが考える、小さなホテルならではの新しいカタチ、おもてなしのスタイルといえるだろう。

地下1階「フレンチレストラン ラヴィ」。新設された専用個室の入口にはアーチが設けられ、まるでタイムトンネルのような特別な空間に。令和元年・リニューアル最初の記念すべきクリスマスディナーを、2019年12月24日(火)・25日(水)の2日間限定で提供する。

 メインダイニング「フレンチレストラン ラヴィ」には、竣工当時の貴賓室の意匠を復元。

 往時の図面を踏襲した壁の木製パネルや手の込んだ天井の装飾や、特注家具が設えられ、繊細で趣ある世界観を表現したアンティーク調の空間がよみがえった。

てんぷらと和食「山の上」のリニューアルオープン記念料理イメージ。

 このほか、中国料理「新北京」、コーヒーパーラー「ヒルトップ」、鉄板焼「ガーデン」、てんぷらと和食「山の上」などもリニューアル。

 これを記念し、各レストランでは記念メニュー、そしてクリスマスや年末年始のシーズナブルメニューを用意している。

 歴史と伝統、そして新たなる魅力。リニューアルによってさらに高いホスピタリティでゲストを迎える「山の上ホテル」。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかが。

例年好評のホテルメイドのクリスマスケーキ。ホテルメイドのクリスマスケーキやおせち料理は、オンライン予約も可能。

山の上ホテル

所在地 東京都千代田区神田駿河台1-1
電話番号 03-3293-2311(代)
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/

クリスマスケーキ&おせちオンライン予約
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/shop/

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文=立花奈緒(ブレーンシップ)