創業100周年を迎えた
KLMオランダ航空で!
1951年の路線開設以来、68年に渡り日本とオランダ、そしてヨーロッパとの架け橋となってきたKLMオランダ航空。
2019年10月には、創立100年を迎えており、設立当初から同じ名前で存続している最も長い歴史を誇るエアラインでもある。
KLMはこの100年という節目にあたり「Fly Responsibly−責任ある航行」という取り組みを発表。
「Fly Responsibly」の動画も、オランダらしいユーモアで話題になった(www.klm.co.jp)。
バイオ燃料の導入に加えて2022年にはオランダ国内でのバイオ燃料のプラント建設に投資、こちらが完成した暁には日本線への導入も可能性大だ。
また空気抵抗が少ない形状により使用燃料を減らす新型飛行機「Flyng-V」の採用も予定するなど、環境サステイナビリティに取り組んでいくことを打ち出している。
世界の美しいデスティネーションを守り続けるためにーー旅へ出かける側もまた、責任を持って飛行機を選んでゆくべきだろう。
井筒麻三子(いづつまみこ)
エディター&ライター。米国ボストン大学大学院コミュニケーション学部卒業。婦人画報社(現・ハースト婦人画報社)『25ans』等の編集者として勤めたのち独立。ビューティ エディター&ライターとして活動する傍ら、2005年~2011年の間、『クレア・トラベラー』編集部に在籍、ラグジュアリー デスティネーションやスパ リトリート等の取材を数多く重ねる。2014年よりフランス在住。日本語・英語・仏語の3ヶ国語に通じており、著名人インタビューやパリ、フランスのニュース取材などを数多く手がける。講談社ウェブマガジン「mi-mollet」でのオフィシャルブログも好評。https://mi-mollet.com/category/blog-izutsu
文=井筒麻三子
撮影=鈴木春恵