体にフィットする下着や
個性的なアート作品にも出合える
ボンズのお隣、ロスト・プロパティ・オブ・ロンドン(Lost Property of London)は、ハックニー発祥のレザーバッグと小物のお店です。
LPOLのロゴが控えめに入った、ミニマルなオリジナルデザインのアイテムを販売しています。
買った人が長く愛用してくれるようにと、植物由来のエキスでなめした上質な革のみを使用し、シンプルで機能性に富んだバッグを製造販売しています。
「ロンドンの遺失物」という一風変わった店名は、創始者のひとりでテキスタイル・デザインのバックグラウンドをもつ、ケイティ・ベルさんが、その昔、ロンドンの公共交通機関で落とし主の見つからなかった遺失物を材料に、作品作りをしていたから、とのこと。
コール・ドロップス・ヤードには、ほかにも女性デザイナー姉妹が胸の大きさに合わせて異なる立体デザインを採用したブラジャーが人気のベイジャ・ロンドン(BEIJA LONDON)、また、ポール・スミス、フレッドペリー、COSなど、有名どころのアパレルも。
さまざまなアーティストによるワークショップの開催と、アート作品を販売するストア・ストア(STORE STORE)、アーティストとドリンク製造者のコラボを企画してオリジナル缶ドリンクをクリエイトするハウス・オブ・カンズ(HOUSE OF CANS)などなど、ちょっとおもしろいお店がいっぱいのコール・ドロップス・ヤード。
今後、サムスン、アー・ペー・セー、イソップなども、続々オープン予定とのことなので、これからも目が離せません。
Coal Drops Yard
所在地 King's Cross, London N2C 4DQ
営業時間 月~土曜 10:00~20:00、日曜 12:00~18:00
※ショップのみ。飲食店は店舗による
http://www.coaldropsyard.com/
安田和代(KRess Europe)
日本で編集プロダクション勤務の後、1995年からロンドン在住のライター編集者。日本の雑誌やウェブサイトを中心に、編集・執筆・翻訳・コーディネートに携わる。
ロンドンでの小さなネタをつづったインスタグラム www.instagram.com/gezkaz/
運営する編集プロダクションのウェブサイト www.kress-europe.com/
文・撮影=安田和代(KRess Europe)