ラグジュアリーなリゾートが立ち並び、楽園アイランドとして世界中の人々を惹きつけるバリ島。古くから独自の宇宙観を育んできたこの島には、神々への真摯な祈りがそこかしこにあふれ、訪れる人々を安らぎの世界へと導いてくれる。
バリに訪れたならぜひ体験したい文化、一度は泊まりたい贅沢で優雅なホテル、ウブドのショップ&グルメ情報を4回にわたってお届けしています。今回は第2回、ジンバランのリゾートホテルを紹介。
» 第1回 体験したいバリの文化~護符・舞踊・聖水
» 第3回 ヴァイスロイ・バリ~神秘の森のラグジュアリー
» 第4回 ウブドの街で元気をもらおう!
ジンバラン・プリ・バリ
バリ島の南西海岸沿いに連なるリゾートエリアのなかでも、ジンバランは海も穏やかで、どこか優雅な雰囲気。クタやレギャンの喧騒を離れて、のんびり過ごすのに最適!
海と太陽から元気をもらえるかわいいリゾート
大きな空の下に広がる青い海。その波のリズムを肌で感じて癒やされたいなら「ジンバラン・プリ・バリ」での滞在がおすすめだ。バギーなどに乗らなくても、部屋からビーチへすぐにアクセスできる、海の近さが最大の魅力。リゾート全体が太陽の光を浴び、明るく爽快な楽園ムードいっぱいだ。
右:南の島では冷たいプールの水が何より気持ちいい!
南国の木々が生い茂る敷地内には、上品なたたずまいのヴィラやコテージが連なり、その一隅には供物を捧げた祠があったりして、ホテルというよりかわいい集落のような趣。プール付きヴィラに一日中おこもりするもよし、ビーチサイドでくつろぐもよし。自分の別荘感覚で長期滞在したくなる。
もちろんリゾートに必須の絶品グルメとスパも堪能できる。ビーチサイドの「ネラヤン・レストラン」では、魚介の扱いも巧みなヴェネツィア出身のシェフ、ミケーレ・グレッジォ氏の美味に舌鼓。庭園にしつらえたトリートメントルームでのスパ体験も至福。すべてが珠玉の休日を過ごしたい。
右:「ザ・ビーチスパ」で人気のフラワーバス(16USドル)。バリ式マッサージやアーユルヴェーダも体験可能
photographs:Setsuo Sugiyama
text:Shojiro Yano
coordination:Hisashi Murakami(バリ・ツアーズ.com) / Yoko Yoshida(api-magazine) / Chika Aomatsu(api-magazine)