【護符を授かる】レラジャハン

新築した家を邪悪から守ってくれる

 ときおりバリの寺院や家の軒先で見かける、摩訶不思議な紋様が描かれた白い布。これは“レラジャハン”と呼ばれるバリ・ヒンドゥーの護符で、家やお店を新築した際に高僧から授かる霊験あらたかなもの。紹介があれば信徒でなくても、家のどこに貼るのかを目的や方角とともに伝えれば描いてもらえる。ただし、非常にパワーが強く重要なものなので、大切に取り扱うこと。

 レラジャハンを授かるには、高僧への紹介者とお布施が必要。現地旅行会社には、紹介・訪問などの手配を日本語でしてくれるところもある。

左:護符に描かれているのは、バリ・ヒンドゥーの神々とその象徴。家やお店、寺院などでそれぞれ貼る護符が異なる
右:今回、護符を授けていただいたのは、数百年にわたり一帯の村を治めてきた最高位の高僧

Rerajahan (レラジャハン)
お問い合わせ バリ・ツアーズ.com
電話番号 +62-361-737-355(日本人直通ダイヤル)
URL www.bali-tours.com

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photographs:Setsuo Sugiyama
text:Shojiro Yano
coordination:Hisashi Murakami(バリ・ツアーズ.com) / Yoko Yoshida(api-magazine) / Chika Aomatsu(api-magazine)