クロの取材はあっさり終了。せっかくなのでブラブラしてみると……

 正解は、「蒜(にんにく)のめ」でした。

水落昭次郎社長直々、POPを書く

 社長がPOPを書き終わると、クロは「遊んで遊んでー」と、甘える。

「おいクロ、POP書き終わったよ」
記念にパチリ

 なんともほほ笑ましい。

 でも、心なしか、ネコパンチしていたような気も。

「おろせー!」

 といっているように見える。

社長になでなでされて、ご満悦

 クロがあまりにもお利口さんなもので、30分であっさりと撮り終えてしまった。

 せっかく幡ヶ谷に来たことだし、ちょっと散策してみよう。

 幡ヶ谷は、新宿から2駅ながら、どこか下町っぽい雰囲気もある。
 物価も安いし、大衆居酒屋もあれば、かわいいカフェもあったりと、雑多な雰囲気が妙に心地よい。
 この街にハマって住み続ける人が多いのも、わかる気がする。

六号通商店街まできてみた

 ブラブラと目的もなく歩いていると……。

 あ、あれは……!!

店先にネコいたー!

 続く

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【クロがいるお店】
八穂昭

住所 東京都渋谷区幡ヶ谷2-5-3
勤務時間 ほぼ終日。気分が乗らない時は欠勤

梅津有希子 (うめつ ゆきこ)
編集者・ライター。1976年北海道生まれ。ヤマハ勤務の後、FMラジオ局、編集プロダクションなどを経て、2005年に独立。女性誌や単行本、webを中心に、ペット、料理、美容など幅広いジャンルで活動中。『CREA Cat』『CREA Dog』を毎号担当するほか、別冊マーガレットの『青空エール』(集英社/河原和音)の監修も務める。著書に『吾輩は看板猫である』『吾輩は看板猫である 東京下町篇』(文藝春秋)、『We are ブサかわねこ』(角川書店)、『終電ごはん』(幻冬舎)がある。
公式サイト:umetsuyukiko.com Twitter:@y_umetsu

Column

梅津有希子の商店街ネコ探訪

大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、そしてその第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、今度は商店街を巡ります。

2012.10.12(金)