三井ガーデンホテルズの
プレミアクラスの新施設

 全国に展開するホテルブランド「三井ガーデンホテルズ」の中でも、より快適で上質なサービスをコンセプトにする、プレミアクラスに待望の新施設が登場した。

 その舞台となるのは、江戸時代から続く数々の老舗や歴史的建造物と最新グルメスポットなどが軒を連ね、伝統と革新が融合する街・日本橋。

 今年2018年に誕生した、日本橋エリアの“北の玄関口”に位置する複合施設「OVOL(オヴォール)日本橋ビル」の上層階(1階・9階~15階)に、2018年9月18日(火)、「三井ガーデンホテル日本橋プレミア」が開業した。

 1階エントランスの正面空間「スクエア」は、舟をモチーフにしたアートが配されている。これは東西南北を指す船が、五街道の起点だった日本橋を表しているのだとか。

 そして1階のエントランスからホテル専用の直通エレベーターで9階へ。ロビーエリアもまた、歴史と伝統ある日本橋というロケーションにふさわしいニッポンの美を意識したデザイン性が冴える空間だ。

 ロビーにはオリジナルアロマ「江戸薔薇」の香りと心地よいBGMの音が広がる。五感で日本橋を楽しめるようにとの仕掛けが隠されているのも、心にくい演出だ。

 ビルの10~15階に設けられたゲストルームは、9タイプ全264室。全室20平米以上のゆとりある設計で、室内デザインは東洋の神秘性と日本の伝統美を融合させた落ち着いた雰囲気で、居住性の高い造りとなっている。

 日本文化の象徴として、9階に宿泊ゲスト専用の大浴場が設けられているのもこのホテルの特徴のひとつ。切妻屋根仕様の天井、無垢の檜を随所に用いた浴室は、どこか非日常的な雰囲気が漂う。都会の喧騒を忘れさせ、旅の疲れを癒してくれるに違いない。

 さらに特筆すべきは、飲食施設の新鮮な顔ぶれ。慶応3年(1876年)に金沢で創業した宿屋をルーツとする、加賀料理の名店「浅田」がホテル内に初出店。料亭ならではのおもてなしと洗練された加賀会席の夕食、そして昼食、朝食を提供する。

  ホテルへの出店と朝食メニューの提供は、ここがはじめてとなる。

 朝食メニューは、浅田ならではの小鉢料理がビュッフェスタイルで供される。加賀野菜や石川県産コシヒカリなどの新鮮食材を贅沢に使った旬の味わいを朝から贅沢に堪能できる。焼きたてパンなどの洋食メニューもあり。

 そして「浅田」が初めて手掛けるバーが、レストラン「日本橋浅田」に隣接してオープンしたのも見逃せない。大きく開けた窓から、そしてテラス席から日本橋の街並みを眺めながら、オリジナルカクテルや浅田流のフードメニューが楽しめる。

 日本橋の価値と魅力を五感で楽しめるようなアイデアが随所に散りばめられた上質なデザイン空間は、特別な日にはもちろん、自分へのご褒美ステイにもぴったり。

 開業記念の早割プランやオリジナルアメニティ付きなど、各種宿泊プランも用意されているので、詳細は公式サイトをチェックして。

三井ガーデンホテル日本橋プレミア

所在地 東京都中央区日本橋室町3-4-4
電話番号 03-3270-1131
https://www.gardenhotels.co.jp/nihonbashi-premier/

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文=立花奈緒(ブレーンシップ)