ジャングルバトラーと行く冒険ツアー
◆星のや竹富島
石垣島から船で約10分。珊瑚礁が隆起してできた、周囲9.2キロのこの小さな島の琉球赤瓦の集落に「星のや竹富島」はある。
琉球赤瓦の街並み、手積みの石垣に囲まれ真っ白な珊瑚の砂が敷かれた小路、澄みきった青い海と空。誰かがつま弾く三線の音色と、ゆったり流れる島時間……。“離島の集落に滞在する”をテーマに、島の歴史や伝統を受け継ぎながら進化していく離島の集落で、暮らすような滞在を提案するリゾートだ。
そんな「星のや竹富島」で夏にぜひ体験したいのが、日本最後の秘境・西表島を知り尽くしたジャングルバトラーが島を案内するアクティビティツアー“西表島ジャングルバトラー・夏”だ。
「星のや竹富島」では、2016年から八重山諸島の自然を体験できるプログラムを実施中。中でもこのアクティビティツアーは、南の島での冒険体験を提供したいという想いから誕生し、大人から子どもまで楽しめると好評を得ている。
“西表島ジャングルバトラー・夏”の最大の特徴は、ゲストのリクエストに合わせて、西表島の楽しみ方を熟知したジャングルバトラーがツアーをアレンジ、同行してくれること。つまり、完全オーダーメイドの冒険ツアーが楽しめるのだ。
この季節のおすすめのスケジュール例は、カヌーとスノーケリングの組み合わせ。
チャーターボートで竹富島から西表島へ。そして遊覧船では行くことができない、仲間川の静かなマングローブのトンネルでカヌー体験。その後、船上でのピクニックランチが終われば、美しい入り江でスノーケリング。透き通った青い海で、カラフルな南国の魚たちと触れ合うひと時を楽しみ、再び竹富島へ。
このほか、トレッキングなどをリクエストすることも可能。島の約90%を亜熱帯の原生林に覆われた、西表島の大自然をとことん満喫できる。
また、デジタル機器から離れ、日ごろの疲れやストレスの緩和を目指すプログラム「脱デジタル滞在」も要チェック。
この夏は、琉球に伝わる伝統的な木造船“サバニ”の帆走体験が目玉。サバニ帆走、スノーケル、スパトリートメントなどがパッケージになったプラン“脱デジタル滞在・2018夏”で、日常の疲れを吹き飛ばして。
星のや竹富島
所在地 沖縄県八重山郡竹富町竹富
電話番号 0570-073-066(星のや総合予約)
https://hoshinoya.com/taketomijima/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)