「星のや」ならではの贅沢な舟あそび
夏季限定アクティビティがすごい

プライベート船で鵜飼を愛でる

◆星のや京都

　京都の嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」では、2018年9月23日(日)までの期間、“プライベート鵜飼鑑賞船”を今年も運航中だ。

　このアクティビティは、宿の前を流れる大堰川(おおいがわ)で行われる嵐山の夏の風物詩、鵜飼を間近で目にすることができるとあって、例年好評を得ている。

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　クッションや背もたれが設えられたプライベート鵜飼鑑賞船は、1日1組限定の貸し切り。

　船内にはキリリと冷えたシャンパンが用意されているほか、三味線の生演奏を合わせて楽しむことができる。三味線の演奏は、静かな奥嵐山の渓谷にこだまし、夏の宵の船遊びを優雅に演出。

　また船の上で「星のや京都」の総料理長・久保田一郎氏が手掛ける、会席料理のはじめの2品、先附と八寸を楽しむことができるのも、この舟遊びの特徴だ。

　うずらの真薯(しんじょ)とフォアグラのテリーヌで川底を、石川芋で川の小石を、八方地のゼリーで大堰川の流れを表現した“岩石寄せ”や、肉厚の青梅を銅鍋でやわらかく煮た“青梅の蜜煮”など、目にも涼やかな料理が船上で供される。

　貸切船で鵜飼を観た後は、「星のや京都ダイニング」へ。鵜飼の余韻に浸りながら、鱧の椀物や鮎の塩焼きなど、コース後半の料理をゆっくりと堪能して。

文＝立花奈緒(ブレーンシップ)