都会であわただしい毎日を過ごしていると、いつの間にか目には見えない澱が溜まっていきます。さあ、「ガラスの街とやま」でココロとカラダのくすみを洗い流し、透明な自分を取り戻してみませんか。大いなる自然の魅力と洗練された街の魅力、そのふたつを併せ持つ、富山への旅がはじまります。
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金曜の最終便に乗ってスタートした富山への3泊4日の旅。立山で憧れの風景に出会って山の上で1泊。翌日は富山の街を散策します。
室堂から下りて街を散策。気分はすっかりミラネーゼ
翌日、室堂に別れを告げ、その日の午後には富山市の目抜き通りを歩いていた。雲の上で一泊したのがまるで夢のようだ。ミラノからマッターホルンまで車で2時間だというから、きっとこんな感じなのだろう。そういえば市内を走る「セントラム」と「ポートラム」も、どこかミラノのトラムをイメージさせる。女ふたり、気分はもうすっかりミラネーゼだ。海の幸、山の幸に恵まれた富山では、和食だけでなくイタリアンやフレンチのレベルも高い。富山市郊外、フィレンツェ近郊の丘陵を思わせる梨畑の中に立つ『ヴィラクラタ』もそのひとつだ。5月は満開の梨の花で辺り一面雪景色のようになるという。その時、また来よう。
右:富山駅の北、富岩運河環水公園にある『スターバックス コーヒー 富山環水公園店』(電話番号 076-439-2630)も見どころのひとつ。水と芝生が広がる美しい公園を眺めながら、テラスでひと休み
photo:Atsushi Hashimoto
text:CREA Traveller
special thanks:Toyama city(www.city.toyama.toyama.jp)