あの「オークラ」がバンコク中心地にオープン

オークラの象徴、本格日本料理の「山里」が出店

　ホテル上層階を占める「クラブフロア」滞在のゲストは、33階の「クラブラウンジ」を利用することが可能。同ラウンジでは、コンチネンタルブレックファストや飲み物を用意する他、コンシェルジュサービスの提供など、かゆいところに手が届く対応を揃えている。

　レストランで注目すべきは「山里」。「ホテルオークラ東京」において、1962年の開業以来50年の歴史を刻んだ名店の海外出店となる。会席、鉄板焼き、寿司を含む本格的な日本料理をタイで味わうことができる。

本家・ホテルオークラ東京の「山里」は、読売新聞グループ本社の渡邉恒雄会長が毎月政治家を招いた懇話会を行うことで有名。こちらの「山里」にはどんなセレブが集うのか

　ビジネスセンター「ヴィクター・クラブ」は、最先端のビデオコンファレンス機器を備えた会議室を擁し、国際会議も可能。タイの公共施設では初の導入となるこの機器は、精緻な映像を映し出すハイビジョンモニターと空間的広がりを湛えた音を鳴らすオーディオ設備が一体となり、世界のどの場所にいても、まるで同一の室内で会議をしているような感覚を再現できるシステムである。

　和のもてなしを、南国タイへ。バンコクのホテルシーンを変えてくれそうな予感がする。